手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・雁部貞夫先生の歌(2017年9月)

2017年10月15日 | 講師の作品

新アララギ 2017年9月号より

・カッサンドルのポスター画見て憧れき巨大客船ノルマンディー号のその船旅に
・真正面に吃水線より舳先仰ぐ構図は北斎に学びしものか
・船の安定感機関車の力感描き切り二十世紀のアートみちびく
・デュルマックの紫煙描けるポスターにトルコ煙草の香のよみがえる
・トルコ巻きの煙草なにゆゑ楕円形ゲルベ・ゾルテを吾は好みき
・創造と破壊いく度も繰り返し巴里にて自死す栄光の人

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講師・吉村睦人先生の歌(2017年9月)

2017年10月15日 | 講師の作品

新アララギ 2017年9月号より

・またしても同じこと考へて同じ結論になりて終りぬ
・ことしまた朝顔の蔓に縋りつき縷紅草は小さき花を付けをり
・老木と間違へたるかわが肩に蝉は止まりてしばし居りたり
・幼きも小さきリュック背負ひゐて一家五人帰省するらし
・入院も退院も一人でして来たと友は然り気なく電話にて言ふ
・遠き世の古文書今も残れるに現代の記録はたちまちに無し

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