( しゃくやく ・芍薬 )
芍薬の芽のほぐれたる明るさよ 星野立子
芍薬の花の大輪らしからず 高濱年尾
今朝は鶯の鳴き声に目覚める、まだ?ホー・・ケキョ (がんばれ!)
私の住いの板橋には樹木が多くそのお蔭で野鳥の類も多い
先週まではツバメの舌打ちのような鳴き方が気になっていたが
今朝は来ていないようだ
こうしてPCに向かっている今もオナガの甲高い声が一閃通りすぎる
花はじっと咲いてくれるからカメラにも収まってくれるが鳥たちは
そうはいかない 俳句にするにも難しい
また ホー・・ケキョ もう夏だね 鶯君
これは老鶯(夏うぐいす)なのだろうと勝手に俳句人は括る
老鴬を聴く暇珠とあたたむる 西村和子
老鴬や山の明るき雨に合ふ 斉藤ひさし
老鴬や眼鏡の端のうすぐもり
(カルミア・花笠しゃくなげ・アメリカ石楠花)
多くの方にお祝いのお言葉をかけて頂き有難うございました
これに慢心することなく精進するつもりです
五月雨をくぐりて心海にあり
ころころ26歳の時いかにも拙い句ですが初めて飯田龍太の選に
入った思い出の句です