7月31日

2007-07-31 06:18:36 | Weblog

     ( おみなえし 赤塚薬草園)

 

         大地震の爪あと深くをとこ梅雨

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7月30日

2007-07-30 06:04:31 | Weblog
   (こがま 赤塚植物園)
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7月29日

2007-07-29 06:39:16 | Weblog

   (赤塚公園 噴水)


     噴水にすこし触れたき夕ごころ


昨日より細見綾子さんの句集を読み続けています
中でも「和語」の中から少しだけ夏の句を紹介します


   麦刈りてバケツで顔を洗ひけり


   浅草寺の線香に咳く夏の果


   定めなき運河の日紋夏は行く


   毛布工場のわきに人参密生す


   染め汁の虎色の川よおしろい花

 

5句ほどあげましたが、改めて写生のしっかりした基盤を
感じ、さらに句集から学び続けたいと思う
私がかつて入っていた結社では、女流俳句には厳しかった
蔑視でも差別ではなく、性に甘えることを
先生は許さなかった、昨今のIT句会を見ていたら、また
それを奨励するかのような主宰者が多くあらわれた
特に口語の俳句は女性のひとり言のような句が賛美されて
それはそれで許される世界なのだろうけど・・・・
そこであえて細見綾子さんの句を鑑賞して欲しいと思った
掲句の中には女性と感じるものはない
人間の一個性として女性の感性は感じることができるが
それも綾子句集として読むからだろう

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7月28日

2007-07-28 06:01:02 | Weblog

     (しろね 赤塚植物園)


今夜は両国の花火だった、高校2年生まで過ごした家は
物干し台ほどの高さからも仕掛花火が半分見えた
それほど隅田川までの間に高い建物が無かった
近い将来ここに東京タワーより高い建物が建つらしい
いつか川端に行かないと花火が見えなくなるのでは無い
だろうか・・  


      力士来る寒の両国橋長し 恩田秀子


      あらぬ方に両国を見し花火かな 麦人


      かはほりやさらば汝と両国へ 一茶



 

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7月27日

2007-07-27 05:42:37 | Weblog

    (やぐるまはっか 赤塚植物園)

 

      ゆくへなしむすめの恋や遠花火

 

家の窓から今年初めての花火を見る
豊島園だろうか?
いつもならとっくに梅雨明けの空に上がる花火も
その照らし出す空には雲が厚い

 


 

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7月26日

2007-07-26 00:01:59 | Weblog

   ( はちす 乗蓮寺 )


現俳の選句中、今月は1086句 ん~うなるばかり
仕事も少し忙しいので選句ももう7日目に入る
目の具合も芳しくない・・・・・
選句は自由なのだから休むこともできるが、それも
環境によって出来まい。

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7月25日

2007-07-25 00:16:52 | Weblog
   (つりがねにんじん 赤塚植物園)
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7月24日

2007-07-24 00:00:48 | Weblog

   (ほおずき  区民農園)


     大門に鬼灯市の灯のつづく


阿部そう人著の「俳句 四号目からの出発」の中から
何かの参考になればと記載します


(対照法)


       釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな   蕪村


「この句は硬軟、大小、 剛弱、姿など複雑に対比するもので
成功した数少ない例で、初学で陥りやすいのは顕かに
色を出してしまうことだろう


       新緑を出づるや滝の帯白く


       白靴や青春かえる術もなし


といったように文字として色そのものを入れることは
一見効果があるようで、色ばかりに引かれて成功は
望めない 」 


ころころも必ずここは避けて推敲をします、特に季語に
色が多く含まれているので、間接的な色を季語以外に
対比させることは一つの手法としては良いと思いますが
隠すように見せることが大切です

 

**今日は河童忌(芥川龍之介忌)と友人のブログで知る


      河童忌や口端に残る粉薬
 

     

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7月23日

2007-07-23 06:03:58 | Weblog

   (みそはぎ  赤塚植物園)


禊萩(みそぎはぎ)略称で千屈菜(みそはぎ)というらしい
精霊花、水懸花 溝萩と色々な呼び名が有る通り
盆花として用いられてます


     千屈菜の水影ささら彩たちぬ 石原八束



    千屈菜の供華をゆたかに父の墓 横原律子

 

    
千屈菜に雲の変幻かぎりなし 福田蓼汀

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7月22日

2007-07-22 00:46:20 | Weblog

  (きつねのかみそり 赤塚植物園)


  きつねのかみそり咲く東雲の茜もて


彼岸花科の植物でやはり有毒です
もう咲いていました 昨年より2週間ほど早いと思われます
やはり気象の異常は草花にすぐ現れますね
そうそう、姥百合も咲いていましたが携帯のカメラでは
少し遠く、近くのものはまだ蕾でした
咲いたらまたアップします

きつねのかみそりの名の由来を調べても。はっきりととした
、記述は無く その葉の形からかみそりと付けられた事は
確かなのですが・・・狐が髭を剃るわけも無く、きっと狐が
通るけもの道あたりに咲くのでしょうね
私は詠んだことが無かったのですが秋の季語になると
思います。検索したら4句ありました


   きつねのかみそり赤子を抱きし男立つ 八牧美喜子


   きつねのかみそり未だ咲かず寺の庭 田中冬二


   きつねのかみそり一人前と思ふなよ 飯島晴子


   裏門や狐のかみそり総立に 大木あまり

コメント (2)
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