6月30日

2007-06-30 00:51:30 | Weblog
  (朝顔)
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6月29日

2007-06-28 23:50:59 | Weblog
   ( 桃  関口芭蕉庵裏 )
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6月28日

2007-06-28 07:31:18 | Weblog

    (にっこうきすげ  赤塚植物園)

 

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6月27日

2007-06-27 00:17:48 | Weblog

     (苔の花)


     海霧深き遠流の島や苔仏


     

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6月26日

2007-06-25 23:58:53 | Weblog

   (泰山木の花 六義園)


     香気満つ泰山木の花器


やっと現俳IT句会の選句が終わる。今月も1093句
全句を通し読みするだけで一回40~50分かかる。
選句を終わらすまでには最低5回は読むわけで、それ
だけでも一苦労です。ここの句会は投句、選句は自由で
どちらか一つでもいいのですが、やはり選句を積極的に
されている方の句は出来もいいように思います。
選句力=詠句力 と言いますが、まさにそれなんですね。


俳句を30年もやっていて今だ自問自答の中に有ります。
それは「客観」と「主観」についてです。私自身が納得して
いる事ですが、読み手としては客観景の裏側にある主観を
汲み取る訓練は出来ているつもりではいますが、いざ詠み手
となるとどうだろうか?伝わるように詠んでいるのだろうか?
などなど・・・・
そんな時にはいつもGHに残された「作句の壺」にある青畝
さんの言葉を繰り返し読んでいます。


 「主観と客観は物心一如なり」

『この手が主観であり客観なのだ。しかも客観は手の甲、
主観は手のひら、この手を握りしめれば、手のひらは内側
に隠れて主観は見えなくなる。主観と客観は便宜上分けて
いっているのであって、別々のものではない。それを別々に
したら死んでしまう。実際に句を作るときは、主観を忘れて
客観を良く働かせることが一番大事です。ともすると主観が
あらわに出て邪魔をします。』


なるほどと思うのですが実作になると難しいのです。
たまたま現俳の投句にも主観だらけのものも少なく有りません
また、二物衝突の句でも作者自身の孤の世界を見せられても
何が言いたいのか分かりません。いくら客観+客観といえども
・・・・・・



 

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6月25日

2007-06-25 00:22:56 | Weblog

    (すかしゆり 赤塚植物園)


  

    鬱見舞ひ百合の香りに疲れけり

 

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6月24日

2007-06-24 00:03:25 | Weblog

   ( 羅漢石 )


    涼風や羅漢のまとふ苔衣


人づてに、椿山荘の庭にもう螢が舞ったと聞き、
昼間ながらそのせせらぎを見に行った。この庭には
湧井も数あり、各所に水を配していて夏に訪れるのに
いい所です。 滝、水車、筧、古井、湧水 どこを
通りぬける風も涼しく時間を忘れさせてくれます。
掲載の羅漢石もその中庭に5~6体置かれ、この一体
だけがこのように苔をさも衣のように纏っていました。


掲句はその場で詠めたものですが、「苔衣」とあまりにも
すぐに思い浮んだので、調べました。

新後撰和歌集
 「夜な夜なの涙しなくは苔衣秋おく露のほどは見てまし」  
一茶七番日記
  苔衣わざと敲て仕廻けり
 (こけごろもわざとたたいてしまいけり)
 
 
新後撰和歌集は読んだ記憶が無いので、きっと一茶の
句で覚えていたのでしょう。
何かの本で阿波野青畝さんは和歌集をかなり読み、その
中の語彙を多く用いられたとありました。
確かに俳句を長くやっていていても、連歌、連句をなさる方
の語彙にはかないません。一語彙の引用の仕方が俳句とは
少し違うのでしょうか?「韻」の部分かも?
やはり語彙を増やすには多くの書物を読むことも大切な
ことだと思います。
 

 
    


 

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6月23日

2007-06-23 00:12:16 | Weblog

     (谷中ねんねこ屋のみちこちゃん)


    不機嫌な猫のミーちゃん夏至の雨


仕事のエアポケットに入った為に一日臨時休暇とする。
このブログを見てらっしゃる方はこの人いつ仕事をして
るんだろう?なんて思われてますでしょうか・・
やるときはやる!ころころであります。
そんな訳で、急遽雨の谷根千(谷中、根津、千駄木)へ
今日は大宮の近くでJRの架線事故があったためか
ばかに電車も混んでいた。今日のルートは日暮里から
谷中銀座のだんだん坂を下り、夜店通り、三崎坂、
へび坂、三浦坂(通称猫坂)から寛永寺、JR鶯谷駅への
約5キロくらいのコース。普段でさえ坂の多い町なのに
雨で滑りやすく、若いとはいえ少々疲れました。


今日の写真はその三浦坂にある猫の小間物屋さん
「ねんねこ屋」のみちこちゃん、雌五歳であります。
人懐こいのですが、雨のためかご主人に
外出を止められたようで、少し機嫌が悪うございました。
夏至ですから、晴れてれば昼間のお散歩は充分できた
のでしょうに・・・・


美味しいお蕎麦屋さんを見つけましたよ。
「三里」 鴨せいろが自慢のお店のようですが
せいろを頂きました。蕎麦の香りといい、歯ざわりといい
つゆも丁度いい甘さもあり。余りに美味しいので
あれやこれは誉めたら、さくらんぼを10粒ほどサービス
してくれました。 


   さて、今日の拙句でお勉強(例句が悪すぎるかも・・?)


  ① 不機嫌な猫のミーちゃん夏至の雨


  ② 不機嫌な猫のミーちゃん梅雨篭り


この二つの句が季語の違い以外でどこが違うでしょうか?
お気づきの通り①は二句一章の句ですね。②はそうとも取れる
し一句一章の句ともとれます。
この一句一章に取られた場合、意味的には「梅雨の時期に
入って外に出る事が出来なくて不機嫌な猫ミーちゃん」という
解釈も立ちこれを因果と考えます。つまり季語に対して物語で
説明をしているわけです。
けして因果が悪いわけではなのですが、因果が見える句は
物語を詩を薄っぺらなものにしていまいます。
いいたい事(主観)は客観に包んでこそ読者が読者の経験の
中に自由な物語として読んでくれます。
季語から一句が授かれば問題は無いのですが、物語が先で
後から季語を斡旋する場合、どうしても「わかってほしい魂」が
気づかぬうちに働いてしまうんですね。
お互いに気をつけましょう。


    

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6月22日

2007-06-22 00:35:11 | Weblog

  ( 副題 注意 俳句熱中症とあり )

 

   菖蒲田の水の十字路さやぎけり

 

俳句仲間のはあ様から送られてきた宗匠の写真
まあ、お若いのに立派だ事!
でもこれが菖蒲田だから良いものの、青木が原の樹海の
入り口のベンチでも東尋坊の崖の上でも似合ってしまう
俳人の悲しさであります。



   よくぞ撮って下さいました。
写生の姿はこうであり、吟行地に入ったら単独。あまり
動き回らず、その景色に感じるものあればじっとして
体中の感覚を研ぎ澄ますことにほかなりません。
この場所に約20分間じっとしていました。
それで得たものが掲句で、句の拙さは有れど
自分としての発見「水の十字路」が有りました。
なぁんだ、と言われてしまえばそれまでですがね。
その日の発見は俳句心を前向きに昂揚させてくれました。
その昂揚は毎日ブログを書いたり、俳句を詠んだりする力に
なっています。
俳句を簡単に言うならば、言葉の省略、自分だけの発見、
季語 十七音 でいいと思うほどです。
掲句は句会では人気がなく、またしても選者の体調不良に
泣かされました・・・
しかし先日、師匠にお見せしたところ手紙にて「水の十字路」に
ついてお誉めを頂きました。それで安堵のころころでありました。

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6月21日

2007-06-21 06:08:03 | Weblog

    (あさざ  赤塚薬草園)

 

どうです・・いい写真でしょ?
涼しげで、全部が潤って・・・水菓子のようで
なにか冷たいものが食べたくなります。
なあ~んて自画自賛
俳句もこのぐらい図々しく自画自賛できればなぁ


     古希にして看板娘あさざ咲く


     

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