夏越(なごし)・茅の輪・夏祓・形代流す
旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と
厄除けを祈願します。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで
遡るそうですが、新暦に移った現在でも、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。
人形(ひとがた)は、人の形を模した紙の形代(かたしろ)です。人形に自分の名前や年齢などを書き
それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます。人形を川に流したり、
篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします
惜命や形代に息吹きかくる 清水弓月
拝殿の御籤先づ引き夏祓 上田博子
結界に笹触るる音夏祓 武藤光晴
大茅の輪傷む足よりくぐりけり 二村満里子
形代を流して瀬音高鳴れり 日野圭子
男衆軍手で結へり大茅の輪 廣島幸子
夕まぐれ茅の輪くぐりて鳩あそぶ 山下美恵
山の端に輝く夕日夏祓 松本恵子
白絹を禰宜が引き裂く夏祓 坪野洋子
ごめんねと言ふ母を負ひ茅の輪かな 高橋ミツエ
山裾の社に小さき茅の輪かな 夏目悦江
音たてて白絹裂けり夏祓 中村たか
ためらはず雨の茅の輪をくぐりけり 片山由美子
茅の輪くぐり星降る夜空詣でけり 星野立子
形代にうつす現身息をかけ 福田蓼汀
あをあをと津軽が匂ふ茅の輪かな 鈴木鷹夫
みちのくの毳立つ茅の輪くぐりけり 矢島渚男
屈託のけつまづいたる茅の輪かな 有馬朗人
蓮田風起ちて形代ながしかな 石田波郷
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です
旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と
厄除けを祈願します。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで
遡るそうですが、新暦に移った現在でも、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。
人形(ひとがた)は、人の形を模した紙の形代(かたしろ)です。人形に自分の名前や年齢などを書き
それで体を撫でて人形に罪やケガレを移し、身代わりとして神社に納めます。人形を川に流したり、
篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とします
惜命や形代に息吹きかくる 清水弓月
拝殿の御籤先づ引き夏祓 上田博子
結界に笹触るる音夏祓 武藤光晴
大茅の輪傷む足よりくぐりけり 二村満里子
形代を流して瀬音高鳴れり 日野圭子
男衆軍手で結へり大茅の輪 廣島幸子
夕まぐれ茅の輪くぐりて鳩あそぶ 山下美恵
山の端に輝く夕日夏祓 松本恵子
白絹を禰宜が引き裂く夏祓 坪野洋子
ごめんねと言ふ母を負ひ茅の輪かな 高橋ミツエ
山裾の社に小さき茅の輪かな 夏目悦江
音たてて白絹裂けり夏祓 中村たか
ためらはず雨の茅の輪をくぐりけり 片山由美子
茅の輪くぐり星降る夜空詣でけり 星野立子
形代にうつす現身息をかけ 福田蓼汀
あをあをと津軽が匂ふ茅の輪かな 鈴木鷹夫
みちのくの毳立つ茅の輪くぐりけり 矢島渚男
屈託のけつまづいたる茅の輪かな 有馬朗人
蓮田風起ちて形代ながしかな 石田波郷
ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です