( 夏越の祓い・茅の輪くぐり )
夏越の大祓い式は半年間の罪穢れを祓う神事です、この日に人形とよばれる
ものに氏名年齢を書き、息を吹きかけ、身を撫でて罪穢れを移し、神社に収め
無病息災を祈ります。古来より六月と十二月の晦日には大祓式は行われています
が、この六月に行われるものを夏越の大祓いと呼ばれています。ちなみに十二月
に行われるものは年越の祓いと呼ばれます。
ころころも一ノ宮の大祓式に行ってまいります。
暗き灯に夏越の茅の輪結ひ急ぐ 松本 幹雄
神官のごはごはくぐる茅の輪かな 蓬田紀枝子
月入れて全き円の大茅の輪 有馬朗人
盲杖のさぐりあてたる茅の輪かな 本山邑多
形代に無き白髪も黒髪も ころころ