蕎麦の花も咲いていました。(赤塚植物園)
久しぶりに訪れた植物園は風通しのよいほど葉は落ち、草は枯れ
草の実くらいしか飾るものはないと思ってはいたが、初めて何もない
植物園もいいなぁ・・・なんて思えた。
一年に4~50回は来ているだろう。
ここにどんな花が咲くかなんて自然に記憶している。
この景色は季語でいうと?
冬ざれほど大袈裟でもなく、枯園か寒園?
そうそう冬庭か冬景色くらいそれが穏やかに見えている。
冬の植物園の散歩もまんざらではない。
春が楽しみだ。
蕎麦の花も咲いていました。(赤塚植物園)
久しぶりに訪れた植物園は風通しのよいほど葉は落ち、草は枯れ
草の実くらいしか飾るものはないと思ってはいたが、初めて何もない
植物園もいいなぁ・・・なんて思えた。
一年に4~50回は来ているだろう。
ここにどんな花が咲くかなんて自然に記憶している。
この景色は季語でいうと?
冬ざれほど大袈裟でもなく、枯園か寒園?
そうそう冬庭か冬景色くらいそれが穏やかに見えている。
冬の植物園の散歩もまんざらではない。
春が楽しみだ。
病院にちちははいますクリスマス ころころ
今年一年を振り返るには早いかもしれないが・・・
自分の俳句の作品にはたいした進歩もなく、ただ積み重ね
の感あり。
俳句の活動としては、大いに環境の変化があったように思う
現俳のIT句会に参加することによって、IT部会の人たちとの
関係が生まれ、現俳のデータベースの充実の手伝いができた。
目の障害で現在は滞り気味の資料も来年はなんとかしたい。
これには私的な思惑があり、過去俳句でお世話になった方々の
句をデータベースに残したいという気持ちからの発想でもある。
今自分が大切にしている句会からも多くの佳句が詠まれていて
それを送ることも可能にはなってきた。
これはIT部への質疑で了解を貰えたが、公のデータベースが故
俳句の出所(出典)の明記が必要となる。
結社誌からでは不可。つまりどんなに少刷でも句集などになって
いなければならない。あとは大きな俳句大会での受賞句など。
今後もこの活動も少しづつ続けていきたい。
今年はプライベートなことで連衆に多くのご心配をかけて
しまった事、お詫びいたします。
皆様良いクリスマスを・・・・
冬うらら観音様の薄ごろも ころころ
急遽の図面変更での徹夜明け。興奮した頭は眠りを
欲しがらない。夕べの予定はすべて為せず。残念。
両親は幸か不幸か入院中であり、介護側にとっては一旦
他人に預けることで年末の予定が少したつことになる。
しかし母の退院は来週中ばで帰宅すれば、それはそれで
実家の大掃除など駆り出される。しかたない男手は私だけだから
前回の句会で今年の年賀状は「歳旦三つ物」でなんて大口を
たたき後悔がはじまった。
歳旦三つ物の独吟である。発句なら少々自信過剰気味にあるが
Jさんから頂いた連句事典、十七季、に首っ引きでも難しい。
目に不安のあるものには字が小さすぎる
(と、万が一の逃げ道を作っておくことにする・・・)
基本的にはこうだろうか?
発句は新年の季語で「かな」「けり」など切れ字で詠む。
脇も新年の季語だが同季語でなく、体言止にする。
ここでの注意はあくまでも発句に寄り添ったものを詠みこむ。
三句目は春の季語か無季。「て」「に」「にて」「らん」「もなし」で
止める。ここは発句と脇からの飛躍が必要。
これ以上の知識がないのに・・とりあえずやってみよう。
マフラーに首を埋めて討ち入りの夜 ころころ
久しぶりにブログに書き込みする余裕ができた。
子供の頃、両国の吉良邸界隈ではなにか催事があったような
記憶があり、しかしどんなものだったかは思い出せない。
先日、友人に送ったメールの末筆に
「俳句は悲しい時、つらい時、うれしい時、いつも身に添い
明日の頑張る気を授けてくれます」と書いた。
翌日思いがけない先輩からの末筆に
「俳句ライフと本気で向かい合うとき、俳句は、人間の悲しみや
苦しみを支えてくれる存在になのだと思います。」とあった。
きっと私の俳句の道は間違っていなかったのだろうと思う。
枇杷の花くりやの石に日がさして 石沢太穂
「私は読者に愛を感じさせなければいけないと思っています。
どんなことを詠んでも、不愉快な感じを与えるのは良くない。
苦しさの見える句であっても、そこに救いの得られるような
気持ちを与えなければいかんと思う。だから写生といっても
ただ温かさだけではなくて、ああ、こんな楽しみもあるなぁ
と読んだ人に思ってもらえればいい」
(俳句は愛 阿波野青畝 Mさんの日記より転載)
底冷えや護摩の焔あおる大太鼓 ころころ
11月の兼題句会はやっと4句を投句する事ができました。
その中の一句が掲句です。本来「焔」はほむらであり。「ひ」とも
「ほ」とも読まない。しかしこの句はどうしても火群(ほむら)で
なければ為らず、敢えて慣用として「火」と読んで頂きたい。
ランプの焔少しゆがめる春寒く 行方克巳
豆煎りの炭が焔となる初不動 伊藤いと子
冬さうび回顧の遠ちに焔となれり 柴田白葉女