今日は東京26度
集まった方々や着物を着てのZoom参加の方々は「単衣」の着物を着ていらっしゃる
立夏の5日まではまてないらしい
チャ子ちゃん先生は律儀なのでまだ袷の着物を着ている。ただし下に着るものはすべて単衣、冬の間お世話になった「また割れ」もやめた、足袋も単衣にした
単衣か袷かという微妙な時期は地厚の着物は着ない、平織りの見た目生地が薄い感じの染の物を着る
まあ立夏あたりはもう単衣の着物がいいと思う、太陽の力が強い。
洋服だと一気にノースリーブを着るのに、いざ着物になると古い衣替えの季節をうんぬんしている人もいる
いつも面白いと思ってみている
着物取材をはじめ、また着物を自分が着るようになり、5月5日の立夏から単衣を着るというルールを自分のなかにもっていた。母や姉たちの衣替えを見ていると素材で「ぼつぼつお召はもう暑いね」とか「錦紗がちょうどいいかな」といって夏が近くなると、単衣とか袷というより、素材の言葉の方が飛び交っていた。それで自然に素材耳年増になっていった
しかし着物着付け学校全盛になるとやたら厳しい「衣替え」が行われていた
よくよく研究をするとその衣替えは明治6年に出来た洋服の衣服令をそのまま着物に当てはめている
そのため夏は6月、秋は9月の二つ。こんな乱暴な衣替え絶対着物には当てはまらない
洋服といっても制服だ学生服、軍服、郵便屋さん、など制服を着ている人たちとのためのもの
「こんなのおかしい私は従わない」とすぐ決めた
人生って選択の繰り返し、自分が決めることが当たり前なのに、常に人さまが決めたことに追従する人が多い
「なんで?」という疑問を採択しないで「あの人に言われたから」「あの人がそうしろというから」と唯唯諾諾に従う
この着物の衣替えが腑に落ちない、おかしいと思わないのがおかしい
五月というのは初夏、夏なのだそれなのに5月31日までは袷の着物を着ますっていう教育はおかしい。びっしょり汗かいて着物に汗シミ付けて、シミ取りにお金費やし誰がそのお金を払ってくれる?
こんなバカなことがまかり通っているのが今回のコロナ自粛、自粛の間にいろんな情報が出てくる、その情報の選択を自分自身の直感でしなければいけない。直観を鍛えるのは絹を身に着けることだ
ある大病院の先生が当方のマスクをつけて診察にあたったら気持ちがいいので担当の看護師さん10人にプレゼントした。その成果を今日電話いただいた「気持ちがいいだけでなく体も疲れが軽くて助かっていると喜ばれた」ということだ
絹をもっと広めなければと思った
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