「生きていたらこの場所に来るのよここで会いましょうね」
という親子の言葉が胸に響く 日経新聞で始まった岸恵子さんの「私の履歴書」12歳の少女が母親と交わした言葉。そこからの彼女の自立心、フランスの男性に嫁ぎフランスで暮らすという行動も、12歳の時の命を懸けた自立心なのかと読む
昨日人気の作家(ご自分でそう呼んでいる)H氏が
「日本人が経験したことのない未曽有な劇的な変革が今年から始まる」という話をしていたが、確かにこのコロナの後は世の中の仕組みが全く過去とは違うものになるということはわかる。しかしこういう方は戦後のまるきり変わった世の中を人々がどう生きていたかの勉強が足りていないと思いながらお話を聞いていた
戦後を体験している人たちは70歳以上だ。そういう方々にコロナ以降の生き方を聞いた方が参考になる。それは心構えだ。現実にはオンラインビジネスを構築することが必要とされており、技術的にはこの若い作家H氏の言葉が役に立つであろう。しかし心の持ち方、行動のとり方などは戦後を体験した方たちの方が強いし適格だと思う
H氏世代はビジネスを構築するのは天才的、その考えに追従する人たちも多い、だからこそ本当の強さを得るには80歳以上の方にどう生きたか聞いて参考にした方がいい
43歳というマーケテイングのプロの男性が「僕は75歳以上の方をプラチナ世代と考えています。今こそ彼らの知恵をこのコロナ後に役立てなければならと思うのです。特に女性です」そうしないと日本人は浮草のような存在になってしまうと看破していた
85歳以上の方たちは戦後を大人として行動をしているし、バブルの真っただ中は社会の中枢にいた。そして今なお社会の中で活躍している方に危機の時の行動をしっかり教えてもらっておくといい。彼らの心の強さは半端ではない。
昨日まで「鬼畜生」といって戦っていた相手が夜が明ければ領主さま。その切り替えと生活の仕方は日本人のあなたにも流れている血だ。人の意見に右往左往するのではなく、自分の心で感じるときが来ていると思う。
自粛は伸びたが自立の準備は十分にある