当塾のある埼玉県地域は、1月22日が私立高校入試のメインの受験日でした。
一昨日から合格の報が届き始め、生徒の皆さんもうれしそうな表情と共に、どこかほっとした表情を浮かべているように思います。
そんな私立高校入試を終えたばかりの生徒さんたちに、
今回の入試当日を振り返ってみてどうだったかを聞いてみました。
これから公立高校入試を控える皆さんや、
来年受験生になる皆さんへの参考になればと思います。
◆ど緊張
「緊張した?」という私の問いには「緊張した」という生徒さんと「そうでもなった」という生徒さんに分かれました。
中には本番に「ど緊張した」という生徒さんもいました。
「緊張しすぎて頭が真っ白になった」とか「手が震えた」と話す生徒さんもいて、こちらにも緊張感が伝わってきました。
私立高校入試は、事前の相談である程度の合格の見通しが立っている入試ですが、それでもこれだけ緊張するということは、
当日の試験の結果しだいという公立入試は、かなり緊張するのではないかなと思います。
ほかにも聞いていると、「前日までは何ともなかったのに、会場について急に緊張感が来た」と言っている人もいましたので、
緊張することは事前に予測したうえで、当日の行動だけでなく、学習の内容や量もしっかりとしたものにしたほうが良いようです。
◆マークミス
今回、当日試験の最中に、「マークミスに気が付いた」という生徒さんがいました。
幸いにも試験が始まったばかりですぐに修正できたそうですが、これがもし県の最後のほうだったらと思いうと、ゾッとしますね。
当塾では過去問を解くときは、「なるべく本番と同じ環境にする」ように生徒さんに伝えています。
時間をきちんと計る、解答用紙がマークシートならばそれと同じものを用意して取り組む、などです。
今回はこれが功を奏しました。
この生徒さんは、本番と同じようにマークシートを用意して過去問を解いていたため、問題番号とマークの番号をチェックする習慣がついていたそうです。
それが今回の試験で生きて、途中の早い段階でマークミスに気づけたということでした。
以前に授業の中で、「マークミスが原因で不合格になった例がある」というお話をしたことがありました。
本番と同じ環境で過去問を解く意味を伝えるためにしたお話でしたが、それが実際に功を奏して、本当に良かったと思いました。
◆集中力
「3時間目が英語だったんですが、集中力が切れてきて、英文が頭に入ってこなくなっちゃって…」
そんな話をしてくれたのは、いつもは塾で3時間以上自習をすることが日課になっている生徒さん。
普段通りであれば、きっと3時間目まで集中力を持たせることに、何の問題もないのではないかなと思いますが、
もしかしたら、緊張したせいもあるのではないかなと思い、
本人に「緊張した?」と聞いてみました。
生徒さん本には、「そんなに緊張感は感じなかった」と話していましたが、
もしかしたら、自分も気づかない間に緊張していたのかもしれませんね。
実は、同じようなことを話していた生徒さんがもう一人いました。
その生徒さんも、普段は集中力が切れるタイプではないのですが、
3時間目にぷっつりと集中力が切れてしまったと話していました。
自覚のない緊張感、もしかしたらそんなものがあるのかもしれませんね。
今回は、実際に受験した直後の生徒さんに聞いみた試験当日のエピソードでした。
緊張を自覚していた生徒さんもいましたが、
自覚した緊張感はなくても、隠れた緊張感からかマークミスをしたり、集中力が切れてしまったりと、
いろんなハプニングもあったようです。
これから受験を迎える皆さんや、来年に受験生になる皆さんの参考になればと思います。
============
ただいま2023年度入塾生を募集中です
詳しくはホームページをご覧ください。