去る6月1日と2日に、草加市のアコスホールで「埼玉東部進学フェア」が行われました。
今回、初めて合同相談会や個別相談に参加した、そんな生徒・保護者の皆様もいらっしゃるのではないかなと思います。
初めて参加された皆さんは、どんな感想を持たれましたか?
参加された当塾の生徒・保護者の皆様の何人かに感想を伺ったところ、
「高校といっても、学校によってぜんぜん違う」
「会場にたくさんの人がいて、先生方も熱心で、熱量を感じた」
そんな感想を聞くことができました。
私は皆さんに、
「できるだけ早く相談会に参加してほしい」
とお話をしています。それは志望校を探すためという理由もありますが、もう一つは、
進路にかけるいろいろな人の熱量を感じてほしい
という思いからです。
受験に関しては、ほとんどの生徒さんが初めてのはずです。
頭では分かっていても、その現場の雰囲気などは、経験をしてみないとわからないこともたくさんあるように思います。
合同相談会に参加してもらうことで、受験が初めての皆さんにも現場の雰囲気を知ってもらうことができる、私はそのように思っています。
会場に入ったときに感じる圧倒されるような雰囲気は、やはり実際に経験してみないと分かりにくいと思います。
「こんなに人がいるんだ」
というところから始まる"受験生としての自覚"
これが皆さんを変えていくように思います。
- 同じ学校を考えている人たちの雰囲気
- 志望校で並んでいる人の列の長さ
- 高校の先生方からの熱心な説明
- 学校ごとに違う学習内容
- 今まで知らなかった高校との出会い
- 自分が外の世界でどこまで通用するのか
合同相談会には、普段の中学校生活では経験のできない"何か"がある、私はそのように思っています。
受験はただ机に向かって学習すれば良いというものではないと思います。
こうした外の世界との接点を持つ中で、自分が何者であるかを自覚し、行動し始めるきっかけにもなるのではないかなと思います。
合同相談会には様々な熱量が溢れています。
その熱に触れることで、皆さんの心にも変化が起こってくるのではないかなと思います。
狭い世界の中で満足するのではなく、広い世界に出て視野を広げ、様々な熱量に触れて、自分を変えていく機会にする。
それこそが合同相談会の本当に用の活用法の1つなのではないかなと思います。