12/30、1/2、1/3に入試直前対策講座(通称:冬スペ)が実施されました。この冬スペでは、3日間で延べ24時間ににわたる学習を行ないました。
今回の冬スペの目標は「普段できないことをやっておく」ということでした。
普段は目の前の課題に追われてじっくり取り組むことのできないテーマがあれば、それをこの3日間でしっかり仕上げておこうということが、一番の目標でした。
知識にまだ不足があると感じる人は知識の習得を最優先し、ある程度知識が身についている人は、身につけた知識をどう利用するかについて学習を進めていきました。
埼玉県の公立高校入試でも、私立高校の入試でも「知識を身につける」だけでなく、「身につけた知識をどう活用するか」ということを問う問題が多いように思います。上位校を狙う人は、この「知識をどう活用するか」ということが合否の鍵を握ってくると思います。
また、数学の証明や作図・規則性の問題、英語の英作文・リスニングの問題など、毎年必ず出題される問題や、私立高校単願者を中心とした面接の練習なども合わせて行ないました。
3日間で十分かと問われれば答えはノーだと思いますが、これがきっかけとなり、自分の学習の問題点や課題に気づいて取り組み始めたのなら、それはとても大きな効果があったといえると思います。
まず初めに「冬スペガイダンス」が行なわれました。
「自分の立ち位置を知る」
「自分は特別な存在ではない」
「不安の可視化」の3つでした。
「不安の可視化」については、実際に過去問を使って自分の学習すべき分野や弱点の発見をしていただきました。
その後は志望校別に学習を進めていきました。公立受験希望者は埼玉県入試を忠実に再現した模擬試験を、私立単願の人は面接の練習などを行ないました。
夜は、各自の課題に取り組みました。基礎を中心に学習する人、過去問などを中心に学習する人、記述や作図など高得点分野を学習する人など、それぞれの課題に真剣に取り組んでいました。また、特進コースの受講者は補講として記述問題に取り組みました。
「冬スペのまとめ~その2」に続きます。