幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

学びの秋

2016年10月18日 22時38分51秒 | 日記・エッセイ・コラム
10月も半ばを過ぎて、景色はだいぶ秋の装いになってきましたね。それでも今日はまだ暑さも残っていて、暑さと寒さも一進一退を繰り返しているような感じですね。

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、といろいろありますが、受験生の皆さんを中心に、ぜひとも学びの秋にもして欲しいなと思っています。

そして、それは私たちも同じです。秋だけでなく、皆さんの学習をしっかりとリードできるように、私たちもしっかりと勉強をしていかなくてはならないと思っています。

今日も、私は麹町学園女子高校で行われた英語教育のセミナーへ、副室長の小島先生は大宮で行われた公立高校入試の分析セミナーへそれぞれ参加してきました。
あと130日余りに迫った公立高校入試の話と、2020年から始まる新しい大学入試への対応と、すごく身近なものからちょっと先のことまで、私たちもいろんなことを勉強しています。

こういったセミナーに参加してきたときは、終わってからはお互いの資料を交換したりトピックスを報告しあうなどして、情報の共有をするようにつとめています。生徒の皆さんへ伝えていくべきこと、今後の授業を考える上で大切なこと、講師の皆さんへ伝えていくことなども共有し、皆さんにしっかりと伝えていくようにしています。

インターネットが発達したことにより、情報格差という言葉が大きくクローズアップをされてきました。インターネットを駆使していろんな情報を集めることができる人とそうでない人の差は、スマホの普及でもっと大きくなったのではないかと思います。

先日の入試ファースト9でも「全然知らない学校だったけれど、先生に勧められていったら、とても良い学校だった」という話も聞きました。公立高校も良いけれど、私立高校にも魅力がある、そんなことに気がついてくださった方もいました。

でももし、ここでこうした行事に参加しなかったり、今までに知っている学校にしかいかなかったら、本当に自分に合った高校を見逃していたのかもしれないと思うと、やっぱり知っているだけでの行動範囲では、何かを見逃す可能性は高いといえると思います。

もちろん人には動ける限度がありますから、全ての情報を手に入れることはできないと思いますが、それでも少しでも自分の枠を広げていけば、自分の可能性や個性をも広げていくことができるようになると思います。

人は知っていることの中からしか選択ができません。
皆さんが行動し集めてくる情報のほかに、情報には私たちがいろんなセミナーなどで得てきた情報もあります。それらは、もしかしたら皆さんは知らないことかも知れません。だからこそそれらをまずは私たちがきちんと消化し、その上で皆さんに提供していく、そんなことを大切にしていきたいと思っています。

私たちのとっても秋は受験や来年度を見越した大切な時期にあたります。しっかりと私たちも学び、皆さんとともに成長をしていきたいと思います。
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自分との和解

2016年10月17日 21時47分37秒 | 日記・エッセイ・コラム
毎年、この時期になると聞かれる言葉があります。
「あの子は頭が良いからうらやましい」
という言葉です。

北辰テストや中間テストの結果などが返ってくるたびに、自分の成績と他の人との結果を比べてはそんな話をしているのをよく見かけます。

特に、以前は自分と同じぐらいのレベルだと思っていた人が急に成績があがったり、努力をしている割には、成績の伸びがいま一歩だったりすると、そういう言葉が漏れてくるのではないかと思います。

確かに、グッと成績が伸びたり、努力の成果が報われたかのように見える人が周りにいると焦ってしまいますよね。その気持ちも良く分かります。そして、その人をうらやましく思ったり、自分の欠点などを嘆いたり、そんなことになっている人も多いのではないかと思います。

でも、よく考えてみると、人をうらやましく思ったり、自分の欠点を嘆いたりしても何も変わりませんよね。ただ気分が余計に落ち込んでいってしまうだけです。そんな気持ちのまま、次のテストで頑張ろうとしても、なかなか前向きにはなれないのではないかなと思います。

テストの結果も含めて、物事がうまくいかなかったときにこそ考えてほしいのは「自分との和解」です。自分の欠点や課題を嘆くのでなく、そういった点を素直に認めて、その上でその欠点や課題を埋め合わせする方法を考える、そんなことをして欲しいなと思います。

例えば、私は短期の記憶に自信がありません。言われたことをすぐに忘れてしまうことがあります。「昨日、これ頼んだよね」「昨日、こんなことを話したはずですが…」とよく言われました。もちろん本人に悪気はないのですが、どうしてもいろんなことを忘れてしまいます。

そこで、私はメモを取ることを必ずすることにしました。だから、机の上はメモ用紙だらけです。思い出すヒントさえあれば思い出せるという自分の特性?も生かして、思い出すためのヒントをメモするようになりました。

また、当塾のスタッフには、「私に何かを頼むときは必ずメモ用紙に書いてね」と言っています。そうしないと、どうしても忘れてしまうからです。

そうやってメモを取るようになってからは、思わぬ副産物もありました。
よく他の塾の先生方に「よくメモを取られますね」と言われます。
「自分メモを書くほうだと思っていたけれど、こんなにメモは取ったことはない」
といわれたこともあります。

自分の欠点を補うために始めたメモですが、おかげでメモを取ることに関しては自信にもなってきました。学校説明会でも、校長先生方のお話を聞いてメモを取っておけば、後でどんなお話だったかも思い出せるようになりました。

人は誰でも自分の良いところと、弱点・課題なところがあると思います。その弱点や課題なところをただ嫌うのではなく、それをどう補って生かしていくのかを考えること、それが「自分との和解」です。もちろん、私にもまだまだ和解できていないところがありますが、そうやって考えることで、思わぬ良い成果も生み出されてくるように感じます。

いま勉強で伸び悩んだり、他の人をうらやましく思っている人もいるかと思います。自分の欠点や課題な点があるととても辛いこともたくさんあると思います。

でも、それもまたチャンス。
すぐにはうまくいくとはいえませんが、長期的に考えれば、自分と和解することで、他の人にはない新しいチャンスを生み出せることにもなるかもしれません。そういう目で、もう一度自分と向き合うことも大切かなと思います。

皆さんは「自分との和解」できていますか?
次のテストまでに、ぜひそんな目で、自分を愛おしく見つめなおしてみてください。
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勉強会&理社暗記マラソンを実施しました ~栗橋東中編

2016年10月15日 22時53分30秒 | 幸彩学習塾の取り組み
こちらも少し遅くなりましたが、10/8・9・10に栗橋東中を対象に勉強会&理社暗記マラソンを実施しました。こちらも休み時間はとても賑やかでしたが、始まるとしっかりと学習をしている姿が見受けられ、皆さんの成長を垣間見ることができました。

勉強会&理社暗記マラソン

     

勉強は家でもできますし、一人でもやることができます。もちろんそれは大切な事ですが、勉強をする仲間、ともに切磋琢磨する仲間がいることもとても大切だと思います。

分からない問題に出くわしたときに、一緒に考えてくれる友達がいること、
へこたれそうなときに「友だちも頑張っているから、自分も頑張ろう」と思えること
勉強で疲れたときにともに笑い合える友だちがいること

一人での勉強はとても尊いものですが、ときにはみんなに混じって学習を進めていくことで、自分の学習方法と他の人の学習方法を比べたり、友達の頑張っている姿をみて刺激を受けたり、疲れたときにも一緒の笑いあってリフレッシュできたり、といろんな効果もあると思います。

     

「受験は団体戦」という言葉が私は好きです。
誰かを蹴落としてでも自分が上に行こうとする、そういう向上心ではなく、
みんなで高みを目指していこうという姿勢が大切だと思います。

うわべの楽しいだけの付き合いではなく、勉強や受験という名の戦いをともに戦ってきた“戦友”のような存在は、これからもかけがえのない存在になると思います。

一緒に何かを乗り越えてきた、そんな感覚をともにできる仲間を勉強を通して作って欲しいと思います。

休み時間

休み時間はいつでも賑やか。元気がいい証拠ですね!

  

この3日間は最大で24時間の勉強ができるように時間をとりましたが、24時間の学習を達成した人もいました。自分なりに頑張れたことを自信にして、これからも頑張っていって欲しいと思います!
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ちょっとした工夫、ちょっとした努力

2016年10月14日 23時12分10秒 | 日記・エッセイ・コラム
塾で授業をしていると、ときどき「おぉ、これはスゴイ」という生徒さんの努力や工夫に出会うときがあります。今日も、なかなかいい工夫や努力に出会いました。



この生徒さんは、英語の発音のアクセントのところに赤で〇をつけていますね。もちろんアクセントの記号を書いてもいいのでしょうが、色を変えてみることで、強く読むべきところが一目瞭然となり、実際のここを見ながら発音すると、なんだか上手く発音できそうな気がします。



この生徒さんは、今日の漢字テストのためにしっかりとノートの練習をしてきてくれました。惜しくも満点は逃しましたが、全問正解まであと2問というところまで迫り、初めてやった前回の授業のときからすると、大幅な点数UPとなりました。

いずれも「もしかしたら、そんなの当たり前にやっているよ」という人がいるかもしれません。もちろん最初から立派にできている人もたくさんいると思いますが、大切なのは、以前はなかなかそういったことができていなかった生徒さんが、それをやる、できるようになったことです。
こういったちょっとの工夫と努力ができるようになったというのは、やはり大きな進歩であると思います。その意味で、私はこの2人の生徒さんの努力は、本当に素晴らしいものだなと思いました。

何かの成長を見るときに大切なのは、他人と比べることではなく、以前の自分と比べることだと思います。他人とは必然的にもともと差があります。もちろん他人とある種のライバル意識を持って切磋琢磨することは大切ですが、それよりも大切なのは、以前の自分より成長ができたかどうかだと思います。

“以前はできなかったことができるようになった”
それは立派な成長なんだろうと思います。
まだまだ他人と比べればいま一歩のところもあるかもしれませんが、以前の自分より成長したということがいえること、それが大切なんだろうと思います。

自分の成長をはかるものとして、勉強における結果ももちろん大切な事柄だと思います。しかし、それ以上に大切なのは勉強における工夫・努力なんだろうと思います。勉強における努力・工夫がされてくれば、必然的に結果はついてくるはずです。だからこそ、結果にこだわることは大切ではありますが、その結果を変えるための努力や工夫が、本当はもっと大切になってくるのではないかと思います。

だからこそ私は、結果がまだ出ていなくても、努力や工夫をして“結果を出すための入り口に立った生徒さん”を大いに褒めたいと思っています。せっかくの自分の努力や工夫が認められずに止めてしまったら、それほどもったいないことはありません。事実、努力や工夫が結果として出るまでに、多少の時間がかかります。

その間に「もしかしたら間違っているかもしれない」と思い止めてしまったら、それは本当にもったいないことだと私は思います。だからこそ、結果が出る出ないとは別に、しっかりとした努力・工夫をしている生徒さんには、「それで大丈夫だよ」と言ってあげたいと思います。

今日は、この2人の生徒さんの工夫と努力を見させてもらいました。2人ともまだまだ成績においては伸びていくことができる位置にいます。だからこそ、こういった努力と工夫ができたことの意味は大きいと思います。これからも努力や工夫を積みかさねて、「いまの自分とは違う成長した自分」を目指して欲しいと思います。

「いくぞ! 新しい、今までとは違う未来へ!」
そんな気概を持って学習に励んでもらえたらと思います!
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塾からのお知らせ【10/13版】

2016年10月13日 19時02分54秒 | お知らせ
=============
公立高校入試まで あと140日
私立高校入試まで あと99日
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≪10/16までの予定≫
◇10/14(金) □久喜東中:中間テスト
◇10/15(土) ▲第3回・UPテスト申込み締切◎理社国授業(19:30-21:30)
◆10/16(日) ◎五霞中対象:勉強会&理社暗記マラソン(18:00-22:00) 
◇10/17(月) ▲第6回・北辰テスト申込み締切
◇10/18(火)    
◇10/19(水) □五霞中:中間テスト
◇10/20(木) 
◇10/21(金) 
◇10/22(土) □栗西祭・若葉祭★入試ファースト9(春日部)
◆10/23(日) 
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
=============
【お申込み】
◇第3回UPテスト・申込み締切日(10/30実施、10/15締切)
◇第6回北辰テスト・申込み締切日(11/4実施、10/17締切)

≪五霞中対象:勉強会&理社暗記マラソンのお知らせ≫
10/16(日) 18:00-22:00

≪北辰テストとUPテストについて≫
北辰テストとUPテストは、今回の申込み分までを必修といたします。その後につきましては、進路によって選択性となりますので、進路が確定した皆様から、受験すべき模試について塾までご相談ください。
一般的には、私立単願者は北辰テスト、公立受験者のうち学校選択問題採用校受験者はUPテスト、公立受験者のうち一般問題採用校を受験する場合は北辰テストまたは別の公立対応型模試となります。
詳しくは、順次お知らせをいたします。

≪1・2年生の模擬試験実施について≫
当塾では今年度より、1・2年生に対しても偏差値が算出される模試の受験をお願いすることといたしました。
これまでは3年生になってから初めて自分の偏差値を知ることが多かったと思いますが、それ以前に自分の学力を正確に把握しておくことで、早くから勉強に取り組むきっかけになればと思い実施することといたしました。
今年度の第1回目は12/11を予定しております。詳しくは、決まりしだい順次お知らせいたします。

≪11・12月の塾行事について≫
先日、郵送にてお送りした塾通信「夢風船」の最終ページに、今後の予定表を掲載させていただきましたが、その後に追加で日程が確定した行事がありますのでご案内いたします。
恐れ入りますが、日程の調整などをお願い致します。
【第2回保護者会】 ※全学年:保護者様対象
11/13(日) 18:45-20:45
【第3回高校入試ガイダンス】※中学3年生:生徒・保護者様対象
12/11(日) 18:45-20:45
詳しい内容や時間につきましては、改めてお知らせいたします。

==============
≪空席状況≫
※当日になってから生徒さんの欠席などにより空席が出た場合は、LINEにてお知らせいたします。(公式LINEをあらかじめご登録ください。)
【授業】
◆10/16(日) 勉強会のみ
◇10/17(月) 20:40-
◇10/18(火) 空席はありません   
◇10/19(水) 18:40-、20:40-
◇10/20(木) 空席はありません
◇10/21(金) 空席はありません
◇10/22(土) 未定
◆10/23(日) お休み
※当日になってから空席が出た場合は、LINEでお知らせします。

【習熟】
◆10/16(日) 勉強会のみ
◇10/17(月) 18:40-
◇10/18(火) 19:40-、20:40-   
◇10/19(水) 18:40-、20:40-
◇10/20(木) 18:40-、20:40-
◇10/21(金) 18:40-
◇10/22(土) 習熟はお休みです
◆10/23(日) お休み

≪10/23までの自習時間・受付時間≫
◇10/14(金) 16:00-21:30
◇10/15(土) 14:00-22:00
◆10/16(日) 18:00-22:00
◇10/17(月) 16:00-21:30
◇10/18(火) 16:00-21:30   
◇10/19(水) 16:00-21:30
◇10/20(木) 16:00-21:30
◇10/21(金) 16:00-21:30
◇10/22(土) 未定
◆10/23(日) お休み

≪進路・学習のご相談の受付≫
◇質問フォームまたはLINEにてご連絡をいただければ、折り返し塾よりご連絡をさせていただきます
・質問フォーム⇒http://goo.gl/forms/mhfObikaV7Fmphq63
・公式LINE⇒@vhq7427b
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中間対策勉強会&理社暗記マラソン ~栗橋西中編

2016年10月12日 23時25分46秒 | 幸彩学習塾の取り組み
ちょっと遅くなってしまいましたが、去る10/1・2に栗橋西中を対象にした勉強会&理社暗記マラソンを実施しました。

1学期に比べると、各学年とも集中力や継続力が上がってきたように思います。勉強会の目的は、もちろんテストでよい成績を取ることですが、それ以上に、勉強を継続してできる“継続力”を付けるという目的があります。

そしてその継続力の真価が問われるのは、やがてやってくる受験のときだと思います。そのときに向けて勉強会をしっかりと活用して欲しいと思います。

2日間で最大21時間の学習を行いました!
参加してくれた皆さん、お疲れさまでした!

       

休み時間はいつでも元気な皆さんですね!

  
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入試ファースト9(越谷)に参加しました

2016年10月11日 23時07分36秒 | 幸彩学習塾の取り組み
当塾では10/8(土)に行われた「進学相談会・入試ファースト9」に進路指導の一環として、生徒・保護者の皆様に参加をしていただきました。また当日は、当塾のスタッフも会場運営のお手伝いをさせていただきました。

参加をしてくださった生徒・保護者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした!


当日、開場前の様子



岩佐教育研究所の岩佐先生の講演。大ホールが満員になるほど盛況でした


個別相談会場
           

当塾の生徒・保護者の皆様にもご参加いただきました
 

入試ファースト9が終われば、いよいよ進路選びも最終段階。いろんな志望校を比較・検討しながら、自分に合った高校を探していきましょう!


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秋の講師研修がスタート

2016年10月10日 23時52分58秒 | 幸彩学習塾の取り組み
今日でほとんどの中間対策が終わりました。
秋の3連休で行楽日和でしたが、テスト前の生徒さんはそうもいきませんので、今週末は3日間とも中間対策を実施しました。

3日目の今日はさすがにへばった人も多かったようで、最後はだいぶお疲れのようでした。それでも3日間、最後までやりととおした生徒さんも多くいて、とても立派でしたし、私も嬉しかったです。
この勉強会&理社暗記マラソンの模様はまた後日別記事で紹介をしたいと思います。

さて、中間テスト対策もほぼ終わったのを受けて、今日から秋の講師研修をスタートさせました。授業終了後に行うので、あまり長い時間はできませんが、ポイントを2つに絞って今回はお話をさせていただいています。

ポイントの1つ目は「生徒さんを動かすにはどうしたらよいか」
もうひとつは「そのためにどんなスキルが必要か」の2つです。

時間があまり長く取れないので、資料としてMBAの浅井正美先生が書かれた「生徒の成績が上がる授業術」と、駒込高校の校長先生である河合孝允先生が、塾対象説明会に参加した塾向けに参加のお礼状として書かれた「自分以外の可能性が自分の可能性を伸ばすということ」の2つをベースにして話を進めていきました。



個性を認めること
勉強を強いないで勉強をさせる方法を考えること
承認を積極的におこなうこと
発問の工夫をすること


ものすごく要約すれば、こんなことになるかなと思います。

受験生にとってはいよいよ勝負のとき。そして2年生にとっては来年に向かって伸びていくとき。1年生にとってはいよいよ本格的な中学の勉強の試練に当たるとき。…と、今まで以上に指導する側にも、いろんな力量が求められるときになります。

そんなときに、生徒さん一人ひとりの学力を伸ばせるように、講師の気持ちも1つの共通の目標を持って指導にあたっていこう、そんな思いから秋の研修がスタートしました。

秋は食欲の秋、読書の秋といわれていますが、勉強の秋ともいわれています。皆さんの勉強を指導するにふさわしくなれるよう、私たちも努力を続けていきたいと思います。
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学校を選択する意味

2016年10月09日 19時39分38秒 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の入試ファースト9を経て、3年生の生徒の皆さんは、いよいよ本格的に志望校の選択をしていくことになります。志望校決定まであと2ヶ月、いろんな意味で大いに悩んでもらい、自分の進路を決めていって欲しいなと思います。

昨日の高校の先生方との相談で、私はできるだけ多くの高校を見てまわるように事前に生徒さんに指示をしました。(目標は5校)どこをまわったらよいか分からないという生徒さんに対しては、おススメの学校も提示しました。

その結果、高校の先生方との相談が終了した後の面談では、
「いままで知らなかった学校だけれども、この学校もいいなと思った」
「自分に合いそうな学校が見つかった」
「今まで考えていた高校も含めて、もう一度考え直したい」
そういった声を聞くようになりました。

もし現段階で志望校が決まっているのなら、別に他の高校を見てまわる必要は内容にも思えます。でも、それには落とし穴が潜んでいるように思います。

人は安心したい生き物だと思います。
何か1つに決めてしまうと、他の選択肢を見ないほうが、言い方をかえれば、悩まないほうが安心できると思います。でも、そうやって思い込んでいた結果、もっと自分に合う高校を見逃す可能性があるともいえます。

何度か複数の学校をの説明を受けたり、個別相談で高校の先生方と話していったりすると、自分でも見えていなかった「自分」が見えてくるようになると思います。特に私立高校は学校によっていろんな方針があります。それを説明として聞く中で、自分の考えや将来の目標なども整理されてくるのではないかなと思います。そうした中で、自分のことも良く分かるようになり、そして高校に対する考え方も変わってくるのかなと思います。

ただこういった過程を経てよい学校を選んでいくにも、実際に高校見学にいったり相談会に出かけたりする行動力が必要です。その行動力があるかないか、実はそこが一番の課題でもあります。

だいぶ前のことになりますが、春の駒込高校の説明会の後に河合校長先生が御礼として参加された塾の先生方に対してくださった手紙のなかに
「生徒は学校によって生きるのではなく、学校の意味によって生きる存在である」
という言葉がありました。まさにそのとおりだと思います。

その学校がどんなことを考えて運営されているか、それによって同じ学校と呼ばれるところに通っても、おのずと生徒たちの生き様は変わってくるように思います。

今年も3年生の皆さんが良い学校選びをし、通う意味のある高校を選んでもらうことを願っています。
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I'm home!

2016年10月08日 23時02分08秒 | 日記・エッセイ・コラム
世間は3連休というところが多いと思いますが、当塾はkの3連休にいろんなイベントが目白押しです。3年生の進路を決めるイベントや、中間テスト対策、そして英検と、この3連休にはいろんな行事が詰まっています。いよいよ今年度も詰めの時期に差し掛かってきました。

今日私は、越谷で行われた入試ファースト9にスタッフの一人として参加してきました。塾生の3年生の皆さんには、高校の先生方と相談し終わった後に簡単な三者面談をし、今後のスケジュールの確認や、現状の成績での合格への見当や、どの学校を受験するのかなどについて確認をしていきました。(ファースト9の様子については、また別の記事で紹介いたします)

今日はいつもとは違う塾の外で生徒さんの姿を見られたことは、私には本当に新鮮なことでした。塾では見られない表情や、自分の進路を決めようと真剣になっている姿を見ることができるからです。そんな皆さんの表情が見られるのも、外のイベントならではだなと感じます。

そしてそれに加えて、もうひとつ思ったことがあります。
それはファースト9の全ての日程を終えて塾へ戻ってきたときのことです。
私が教室に入ったときに、生徒の皆さんが屈託のない笑顔で生徒さんが迎えてくれました。
その笑顔はいつもと変わらない、そう、ここにはいつもと変わらない皆さんの姿がありました。

外のイベントで会う皆さんの姿も、いつもと違った新鮮さがあり、私にはとても印象的なものです。でも、やはり“自分の塾”に帰ってきて、皆さんが一生懸命に勉強をしていたり、屈託のない笑顔を見せてくれたり、お菓子を差し入れしてくれたりする、そんな様子をると、やっぱり落ち着きます。

そんなときに思うのは、自分には帰るべき“自分の塾”がある幸せです。いつもと変わらず生徒さんがいてくれて、いつもと変わらずに笑顔を見せてくれる、これって本当に幸せなことなんだなと改めて思いました。

塾へ帰ってきて皆さんの姿を見たときに、心の中で「ただいま」とつぶやいたような気がします。そう、やっぱり私には、生徒の皆さんがいる環境が一番の、何よりも好きな場所なんだと、改めて感じました。
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