昨日は池袋でおこなわれた出口汪先生の講演会に行ってきました。
出口先生といえば「論理エンジン」が有名です。以前にも一度講演を聞いたことがあったのですが、今回は縁があって再び講演を聞く機会に恵まれました。
そしてその内容は…正直に言ってかなり衝撃的でした。
今まで断片的だったものがスッとつながった感じです。そしてつながってみたら、それはとてつもなく大きなものだった、そんなふうに感じました。
テーマは2020年度からの大学入試改革でした。
この話は、今までも何度か聞いたことがありました。
センター入試が廃止になり記述式の問題が増えること。英語が4技能入試になり、民間のテストが活用されることになること、そしてその背景にはグローバル化やAIの発達などがあるなど、それなりにその理由も含めて知っているつもりではありました。
しかし、今回はそれらを知っていたとしても、とても衝撃を受ける話しでした。逆に言えば、今までの話を知っていたからこそ衝撃を受けたのかもしれません。
これまでにぽろぽろと出てきたいろんな情報は、どれもが断片的なものばかりでした。1つ1つの話については、「なるほどな…」とか「こんなふうになるんだ」とそれなりに納得していました。しかし、いずれにせよ断片的な、1つ1つが独立した情報ばかりでした。森の中の木1本1本ずつを1つずつ眺めている、そんな感じでした。
しかし今回の講演では、それら断片が全部つながりました。森全体を見回して見渡せた、そんな感覚です。そのときの感想は「この森はこんなに広かったんだ…」講演後、そんなことを思いました。
森の木1本1本を見ることも大切ですが、森全体を見回した上での1本1本を見るという見方をしないと、いろんな意味で見誤る、そんな感じもしました。
その森の中を歩いていくためのスキル、それが今回、出口先生がライフワークとしている「論理力」だということでした。身体化した論理的な思考が、森の中を迷わずに進んでいくスキルとんなる、と私には聞こえました。
今回、新しい入試改革がおこなわれるのは、「産業構造の変化」にあるという話を今回も聞きました。「モノ」を作り売る時代から「情報」を売る時代への産業構造の変化が、今回の改革の発端になっています。
今までの日本の教育は「モノ」を作り売るためのスキルを身につけるものでした。しかし、AI(人工知能)の登場により、そういったものえおヒトがやる必要がなくなってきます。そうすると今度は情報を管理し活用し売るという時代へと変化をしていく、そこに対応できる教育が始まるということだと思います。
人によっては今回の教育改革を「明治維新並み」と評す人もいます。「何を大げさな」と思う人もいるかもしれません。私も断片的に聞いている限りでは、そんな気もしていました。でも、その断片がつながった今、もしかしたら明治維新の再来になるかもという気がしています。
明治維新では、それまでの価値観が大きく変わりました。この2020年の改革も、これまでの「頭がいい」とか「成績がいい」という価値観が変わる、そんな可能性を秘めている改革だ、そ私はそんな気がしています。
そのときまであと3年、この塾ができることは何かをしっかりと考えて生きたいと思います。
出口先生といえば「論理エンジン」が有名です。以前にも一度講演を聞いたことがあったのですが、今回は縁があって再び講演を聞く機会に恵まれました。
そしてその内容は…正直に言ってかなり衝撃的でした。
今まで断片的だったものがスッとつながった感じです。そしてつながってみたら、それはとてつもなく大きなものだった、そんなふうに感じました。
テーマは2020年度からの大学入試改革でした。
この話は、今までも何度か聞いたことがありました。
センター入試が廃止になり記述式の問題が増えること。英語が4技能入試になり、民間のテストが活用されることになること、そしてその背景にはグローバル化やAIの発達などがあるなど、それなりにその理由も含めて知っているつもりではありました。
しかし、今回はそれらを知っていたとしても、とても衝撃を受ける話しでした。逆に言えば、今までの話を知っていたからこそ衝撃を受けたのかもしれません。
これまでにぽろぽろと出てきたいろんな情報は、どれもが断片的なものばかりでした。1つ1つの話については、「なるほどな…」とか「こんなふうになるんだ」とそれなりに納得していました。しかし、いずれにせよ断片的な、1つ1つが独立した情報ばかりでした。森の中の木1本1本ずつを1つずつ眺めている、そんな感じでした。
しかし今回の講演では、それら断片が全部つながりました。森全体を見回して見渡せた、そんな感覚です。そのときの感想は「この森はこんなに広かったんだ…」講演後、そんなことを思いました。
森の木1本1本を見ることも大切ですが、森全体を見回した上での1本1本を見るという見方をしないと、いろんな意味で見誤る、そんな感じもしました。
その森の中を歩いていくためのスキル、それが今回、出口先生がライフワークとしている「論理力」だということでした。身体化した論理的な思考が、森の中を迷わずに進んでいくスキルとんなる、と私には聞こえました。
今回、新しい入試改革がおこなわれるのは、「産業構造の変化」にあるという話を今回も聞きました。「モノ」を作り売る時代から「情報」を売る時代への産業構造の変化が、今回の改革の発端になっています。
今までの日本の教育は「モノ」を作り売るためのスキルを身につけるものでした。しかし、AI(人工知能)の登場により、そういったものえおヒトがやる必要がなくなってきます。そうすると今度は情報を管理し活用し売るという時代へと変化をしていく、そこに対応できる教育が始まるということだと思います。
人によっては今回の教育改革を「明治維新並み」と評す人もいます。「何を大げさな」と思う人もいるかもしれません。私も断片的に聞いている限りでは、そんな気もしていました。でも、その断片がつながった今、もしかしたら明治維新の再来になるかもという気がしています。
明治維新では、それまでの価値観が大きく変わりました。この2020年の改革も、これまでの「頭がいい」とか「成績がいい」という価値観が変わる、そんな可能性を秘めている改革だ、そ私はそんな気がしています。
そのときまであと3年、この塾ができることは何かをしっかりと考えて生きたいと思います。