地球温暖化が問題になっています。異常気象もそのことが原因 の一つではと云われています。だが、最も重大な現象は、地球 規模で何度か上昇することによって、氷河が解けてしまうという ことです。その結果海面が上昇し、低地の陸地が海底に沈んでし まうと言うことです。もうすでに一部の小島を領地としている国で は、満潮時に、一部浸水状態に陥ってるという報道を目にするこ とがある、と云うことが現実です。もう少し海面が上昇すると、全く 領土がなくなるということです。このような状況の最大原因が、化 石燃料の使用による、CO2の大量排出であるとのことです。地球 の内部に眠っていた、石油や石炭などの燃焼によって一方的に CO2が排出される。地球上はあらゆることにバランスが重要な 役割を果たしています。それは、人や動物は酸素を必要とし植物 はCO2(炭酸ガス)を必要とします。それぞれ燃焼結果CO2と水、 また酸素と水を排出します。そこで、生育過程で大量のCO2を吸 収する、植物を使用してのバイオ燃料を、化石燃料の代替品として 世界規模で生産し、それを消費する動きが有るわけです。そのよう な流れがある一方、如何に化石燃料の消費を減少させるか、みん なの協力が不可欠と言うことです。そこで、一大キャンぺ-ンが執 り行われています。個々人の省エネアンケ-トでの意識調査は啓 蒙活動として参考になります。 (注:北極の氷が融けても海面上昇には無縁)
化石燃料を大量に消費している箇所を考察してみる。それは火力 発電所であったり、鉄工所であったり、車であったりするわけです。 特に車は非常に快適な空間を現出しています。設備も暑さ、寒さ に対応した機能完備です。但し常時快適さを求めるあまり、つい ついアイドリング状態を目撃します。世界中で車の使用者数は 約八億人と言われ、全く使用していない人たちは約二十億人とも いわれています(総人口は約68億人)。同じ地球の環境下で移住 する者として、一方的に環境破壊の一翼を担ってよいものか、考慮 する分別を持ち続けたいものです。多くの人たちが、身近なところで の省エネ対策を心がけ、未来の人たちに良い環境の地球を引き継 ごうとしています。自然界は黙っていても塵は積もります。汚しても 平気でいられる側に立つか、気が付いたら公共の施設も汚さない 気配りをする。そんな心がけを持ち続けたい物です。