゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

人の輪で地域再生

2007-08-08 17:00:00 | 国際・政治

地方分権問題で提言「神野直彦東大大学院経済学研究科教授」                           ■問われる成長路線

  • 今の日本はバランスを失いながら突き進む、タイタニック(沈                           没した豪華客船)のような状態です。社会がぼろぼろだから、                          当然年金をはじめ次々と問題が起る。秋からは、消費税論                            議が待っています。きちんと政策論議をしなければならない                           時期なのに、争点がぼけています。
  • 日本社会は、成長と再分配、市場と民主主義など、いつも                           「バランス」を考えてきました。今はそれらをすべて失う方向                            にかじを切ろうとしている。地方と東京の地域間格差が広がり、                         大都市でも貧困層が急増する中、格差についてイエスと言う                           かノ-と言うか。現内閣(安部内閣)が進める成長路線に是か                          非かという選択が迫られています。
  • 何のために生きていくのか、というミッション(使命)や、何が                           豊かさなのかわからないまま、過剰な豊かさを目指し走り続け                          ている。人間には、ものがほしいという『所有欲求』と、人間同                          士でふれあいたいという『存在欲求』があります。私たちは所                           有欲求に重点を置いてきましたが、これからは、人間が本来                           めている幸福、存在欲求の充実が大事なのです。

■信頼のきずな大切

  • 牛ミンチ偽装事件もそうですが、建物や食の安全をいくら                             チェックしても、検査する人間を信頼できなければ不安は                             消えない。信頼できず、チェック回数を増やせば、コストも                             拡大し、非効率になる。経済学では、住民の協調した行動                            が社会の効率性を高めることを『ソ-シャル・キャピタル』と                            言います。経済成長を決定するのは人間の信頼のきずな、                            なんです。
  • 今の日本がおかしい根源は、人間は生活するために仕事                             をしているはずなのに、仕事のために生活を、と逆転してい                            るところです。過剰な豊かさを求めずとも、地域に人がふれ                            あい、助け合う生活の場があれば、自然に人が集まり、次                            の時代の新しい産業を作り出すことができる。今、多くの人                            は『生活』がぼろぼろになっていると感じているのではない                            でしょうか。だけど、いまはどこの地域でも頼りは『人間』な                            んです。

格差社会:経済協力開発機構(OECD)によると、日本の生産年齢                           人口(18歳以上65歳以下)の相対的貧困率(平均所得の半分以下                          の人の割合)は2000年時点で13・5%。主要先進国の中では、                            米国(13・7%)に次いで高い。規制緩和や市場原理優先の政索が                           進み、労働市場ではパ-トや派遣など非正規社員が増大。正規社                           員との待遇格差が広がった。社会保障などセ-ティ-ネットが十分に                          機能しない中、専門家からは親の所得格差が教育機会の不平等化                           を招き、階層の固定化につながると懸念する声が出ている。

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のどが<渇く>「當瀬規嗣解説」

2007-08-08 16:00:00 | 健康・病気

水が飲みたい、水分が欲しいと思ったとき、人は「のどが渇いた」                             と表現します。でも、よく考えてみると、のどが本当に乾燥してい                             るのかというと、そうではありません。試しに、のどが渇いたと感じ                            たときに、鏡でのどの奥を見てください。のどの奥の粘膜はみずみ                            ずしいままです。本当にのどの粘膜が乾燥することももちろんあり                            ますが、そのときは、のどの奥が張り付くような感じを持つはずで                            す。つまり、「のどが渇いた」と「のどが乾燥した」は、直接には関                             係ないことなのです。「のどが渇いた」という感覚は、からだの水分                            が不足しているという合図です。本当は、脳の中心部にある視床                             下部に飲水をつかさどる飲水中枢が働くと「のどが渇く」と感じるよ                            うになっています。人の体重の0・5%く゛らいの水が失われると、                             飲水中枢が働きます。飲水中枢は血液の濃さを監視しています。                            体に水分不足が起ると、血液がわずかですが<濃く>なります。                             これを感じ取っているのです。血液、特に血液の上澄みである血漿                           はいわば塩水になっていますが、この塩水の濃度は一定に保たな                            いと、細胞に大きな障害を与えます。ですから、人の体では、さまざ                           まなホルモンによって塩水の濃度を一定に保っています。このしくみ                           でおしっこの量を自動的に変えたりして調節をします。でも、この調                            節で追いつかない水分不足があると、すぐに飲水中枢が働き、のど                           が渇いて水を飲むというわけです。のどが渇いたらこまめに水分補                            給するが健康の秘訣です。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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ガ-デンらいふ「夏の作業」

2007-08-08 15:00:00 | ガ-デニング

この夏は比較的過ごしやすい気温で推移していますが、一日中                              庭で日差しを浴びている植物たてはすでに夏バテ状態です。                               生育が弱まり、病害虫の発生も多くなります。この時期に草花や                             花木の管理をしっかりとしておくと、長く美しい状態を保つことがで                            きます。花がら摘みや剪定など、夏の間に済ませておきたい作業                            は幾つかありますが、中でも重要なのが「切り戻し」です。伸びす                             ぎた茎や枝をカットすることで、下から元気な枝の成長を即し、さら                            に多くの花を楽しむことができます。きれいな花を咲かせ続ける                              ペチュニア、サルビア、ゼラニウム、ナスタチウム、インパチェンス、                            スイ-トアリッサムなど必要な作業となります。八月の終わりまで                             に切り戻しておくと元気な花がまた見られます。ペチュニアの場合、                           間延びしてしまった茎や枝を思い切った強剪定しましょう。今、出て                            いる芽のすぐ下をカット。そうすると新芽が伸びてきます。サルビア                            の場合も同様で、咲き終わって枯れた花はすべて切り落とします。                            また逆に、夏場は避けたい作業もあります。水やりは昼の暑い時                            間はやめ、朝晩の涼しいとき行いましょう。できるだけ、朝早く水を                            与えて、日中には葉も乾いた状態になるのがベストです。濃い肥料                            も与えては駄目。植物の肥料を吸収する力が弱まるため、逆効果                            です。植え替え作業も控えたい作業のひとつで、今はじっと我慢の                            とき、九月になってから植え替えましょう。(花新聞ほっかいどう)

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