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日本国憲法九条を考える !?

2007-08-18 12:00:00 | 国際・政治

ある特番放送で、市民参加の憲法九条論議が放映されました。                             この中で30代のフリ-タの男子へのインタビュ-に、彼はこの様                             な現状が続くならば、九条を改訂したほうがよい、そのほうが現況                            を打破できると思うとの意見でした。実はこの発言に重大な意義が                            隠されているように感じました。日本は戦後民主主義思想が導入                             され、尚且つ婦人の参政権も確立されました。その上制度上に                              問題はあっても、年金や健康保険制度を完備し、超福祉国家の体                            制を整えています。これは社会主義国家の思想で、このことを基盤                            として自由経済市場を形成しています。中国もスタ-トは違っても、                           同じような道を歩んでいるのが現状のようです。一方米国には、                             健康保険制度はありません。この思想は社会主義思想で米国には                           なじまないとのことです。かって米国の軍隊は徴兵制を実施してい                           た。だが、ベトナム戦争の敗北や国内の反戦ム-ドの増長などで                            志願兵制度に移行したと言われています。ところが、貧富のない                             社会を構築すると当然、志願兵は減少するわけです。そこで、セ-                            フティネットも整備しない、徹底的な格差社会を構築し軍隊が受け                            皿になっていると言われています。冒頭の話のように、格差社会が                           憲法改正を批准し加速する要因になりうることを考慮する必要があり                           そうです。

NPOやその他の要件で、戦場化している地域での活動経験の                              ある方の実話で、日本人は戦争をしない国の方だからといって、                             非常に怖い思いはしても、友好的な対応が出来たとのことです。                             世界中が認める、日本国憲法の理念のおかげで、自衛隊が後                              方支援のみのギリギリの対応で済んでいる事の意義の大きさを、                            もっと自覚しても良いのかもしれません。憲法で認知されていない                            自衛隊は、可愛そうだ。などの発言をしていた方もいましたが、そ                             のように発言するご本人自体が何かそのような目でみているよう                             に感じます。災害救助活動や体外情報収集活動などその存在意                            義は十分に認められています。逆に今程度で歯止めが掛かって                             いて良いのかもしれません。憲法解釈がどうであれ、現実に存在                             している現状を認識した上で、論議を進めることも重要なことのよう                               に考察せざるを得ないのではないのでしょうか。外交上で対等に                             論議できない、集団自衛権を行使できない、そんな外交上の後ろ                            めたさを感じるなどは、言語道断な思考に思えます。第二次大戦                             の勃発も世界の世論からの離脱であり、三国同盟による集団自                             衛権の行使であったように思えます。かって第二次大戦の終結を                            模索した日本側は、昭和天皇の命によって時の米国大統領に宛                             てて、終戦一月前に講和条約を打診しています。しかし、そのこと                            を無視され、徹底的且つ壊滅的打撃を与えるべき、爆弾が投下さ                            れました。それは、戦勝国側の圧倒的優位性を構築するための                             行為でしかありません。その後米国内では、速やかに終結する上                            で止むを得ない行為であったと、悲惨な映像の現実に肯定的発言                            によって正当化しているのです。格差社会の拡大は、鬱積した人                             たちの暴徒化を仏国のニュ-スが報じていました。ゲ-ムである                             サッカ-でフ-リガンが爆発する現象は、何時も擬似戦争状態が                            出現することを暗示しています。武器の供給を最大限喜んでいる、                            闇の商人に加担せず、武器を持たないガンジ-の抵抗の精神こそ                            継承することが懸命なのかもしれません。

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