゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

こどものほん「柴村紀代・児童文学者推薦」

2008-02-04 17:00:00 | 本と雑誌

<幼児向き>

ぼくのきいろいバス (学研おはなし絵本) ぼくのきいろいバス (学研おはなし絵本)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2007-11

昨年、アストリッド・リンドグレ-ン賞を受賞した荒井良二さんは、今、                          最高に乗っているようです。前作の「たいようオルガン」もよかったけ                           れど、この絵本も明るくて、あったかくてふわふわで、できたてのオ                            ムレツのようです。ぼくがはじめて一人でバスに乗る日。太陽から                            黄色い、もこもこのバスが迎えにきました。空の広場で、楽しく、楽し                           く一生懸命お絵かきしているのは、ひょっとして、荒井さんかな?

ごろんごゆきだるま (0.1.2えほん) ごろんごゆきだるま (0.1.2えほん)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2007-10

寒い日が続きますね。夏の間は庭をほっつき歩いていたわが家のネ                           コもさすがに家の中です。でも、ゆきだるまは、どすん、ごろん、ごろん                          ごと雪の中でも元気に転がって、お友達を捜しています。おや?向こ                           うから赤い首輪をした犬がやって来ました。「いっしょに遊びたいな」と                          思ったゆきだるまは、ずずずと足が出て、とっこ、とっこ、わんわんと楽                          しそう。リズミカルな言葉が寒さなんて吹き飛ばしてくれそうです。

<低・中学年向き>

天女の里がえり―中国のむかしばなし (大型絵本) 天女の里がえり―中国のむかしばなし (大型絵本)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2007-10

これは君島久子さんが中国のミャオ族から直接聞いた話です。日本の                         羽衣伝説とよく似ていますが、ミャオ族の民話は天女が羽衣を見つけ                          た後、夫や子どもを連れて里帰りする話になっています。天女の父は                          婿が気に入らず、婿に次々と難題を持ちかけます。これは日本神話の                          イザナギが黄泉(よみ)の国から逃げる話と重なります。この一冊の絵                         本から、中国のミャオ族のことを調べるのも面白いですね。

あかりちゃん (わくわくえどうわ) あかりちゃん (わくわくえどうわ)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2007-02

まだもも色を「も-も-」としか言えないあかりちゃんは、家具屋さん                           でかわいい小さなもも色のいすを見つけました。あかりちゃんが大き                           くなって、もも色のいすに座れなくなっても、今度はぬいぐるみのクウ                           のいすになります。でも、ずっとあかりちゃんのお気に入りだったいす                          が、引越しの時、トラックから落ちてしまいます。そのいすを見つけた                           のは家を探していたノネズミの一家でした。大切なものへの愛着が                           温かく伝わってきます。

<高学年以上>

レアといた夏 (あかね・ブックライブラリー 15) レアといた夏 (あかね・ブックライブラリー 15)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-07

十三歳のロ-ズはせっかくの夏休みをひとりで、母親の友達のいる                           島で過ごさなければなりません。島にはロ-ズと同じ年のレアがいま                          す。でもレアは人の話す言葉をくりかえすのがやっとで、ロ-ズは最                           初のうち、レアにもレアの母親にも心を開けないでいました。そこにく                           ったくのない年下のトムが現れて、いつのまにか三人は健常児と障                           害児の垣根を越えて心が通い合うようになります。原題は「驟雨の                           時」。十三歳という年齢は激しい雨をくぐって、再び輝く太陽に出会う                           時かもしれません。

銀の枝 (岩波少年文庫 580) 銀の枝 (岩波少年文庫 580)
価格:¥ 798(税込)
発売日:2007-10

サトクリフの歴史小説がまた一冊、少年文庫になりました。サトクリフ                          の物語はイギリスの先史時代を舞台にしながら、決して華々しい英雄                          物語ではありません。無名で、つねにどこかにハンディを持った若者が、                        自分の置かれた状況の下で精いっぱい生きる姿に、読者は自分を重ね                         てきたのだと思います。本書の主人公も臆病なために兵士になれなか                          った軍医という屈折を抱えています。生涯車いすの生活をしながら執筆                         を続けたその強じんな精神が、サトクリフの作品から確かに伝わってき                         ます。

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アスベスト専門外来を開設

2008-02-04 12:58:53 | ほっかいどう関連情報

旭医大病院=早期発見、治療狙い

旭川医大病院(松野丈夫院長)は、中皮腫などを引き起こすアスベ                           スト(石綿)被害の検診を行う専門外来を今月から、同病院呼吸器                             内科に開設すると発表した。中皮腫は発症までの潜伏外来開設で                           早期発見、早期治療につなげる狙い。どう病院によると、こうした外                           来は全国的にも珍しいという。同病院の呼吸器内科で扱う中皮腫の                           症例が2年前から急増。同じ上川管内の富良野市山部地区などで                            1970年までアスベスト採掘が行われていた地域性も考慮し、検診                           体制を強化することにした。アスベストは細い針のような繊維状で、                           中皮腫は発症まで最短でも20年、平均40年とされ、国内では70                           年代、建築資材用の輸入がピ-クとなったことから、患者は今後、                            全国的に増えると予想される。だが、根治療法はなく、診断が遅く                            なるほど治療が難しいうえ、早期発見する技術も発展途上という。                            同病院は、潜伏期の可能性のある症例を集めることで、早期発見の                           検診システム確立にも役立てたい考えだ。呼吸器科の大崎能伸科                           長は「健康相談のつもりで受診してほしい」と話す。                                     専門外来の診療は毎週月曜日午後で、事前予約制。申し込み、                             問い合わせは℡0166・68・2442へ。

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