゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく<パンの世界⑬>

2009-02-03 14:29:34 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          大型、ハ-ド系 石釜が力発揮

100_1092石釜で焼くパンは、全部良いのでしょうか?小さ                             い菓子パンなどは火が通りすぎてしまうので、向                             いているとはいえません。パンには「直焼き」と、                             菓子パンのように天板に乗せて焼くタイプとがあ                             ります。昔ながらのパンの作り方は、すべて石釜での「直焼き」でし                 た。熱々の炉床に直接パンをのせ、じっくりと火を通し焼き上げる方                              法です。現代になつて、日本のように柔らかく小さな菓子パンが好ま                             れるようになると、直焼きではなく成型後、天板にのせて発酵させ、                             オ-プンに入れるタイプのパン作りが盛んになりました。熱を蓄えた                             石の上に置いて焼き上げる石窯は、大きめのハ-ド系のパンに一番                             力を発揮すると思います。型ものでしたら大きい食パン、ピザのように                            平べったい葉形の「フ-ガス」、さっくりと仕上がるクロワッサンなどが                            適しています。薪で火をおこし、300度近くまで熱せられた窯の内部                              は、火を消すと自然に温度が下がります。温度の高い時には大型の                              パンや食パンを、180度くらいに下がったら、小型のパンを焼くという                             ように、温度に応じて何種類かのパンを焼き分け、効率よく蒔きのエ                             ネルギ-を使い切るのが理想です。

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ガ-デンらいふ「マンリョウの管理」

2009-02-03 13:27:48 | ガ-デニング

低温の部屋こそ好適

100_1091_2 正月気分も抜け、さあ今年もがんばるぞと、気                              持ちを新たにしている人も多いと思います。ふと、                            床の間を見れば、新年に飾った鉢物のマンリョウ                             が静かに赤い実を光らせていませんか。マンリョ                             ウはヤブコウジ属の植物で、同じ属にはカラタチ                             バナ(別名百両金)やヤブコウジ(別名十両)など                            があります。マンリョウはもちろん万両を連想させ、                            いずれも縁起植物として江戸時代かられらは庶民                            に愛好され、新年に飾られてきました。これらは                              日光をあまり必要とせず、また冬の屋内であれば                            低温であるほうが、環境としては好ましい植物です。玄関やトイレな                  ども、適しているでしょう。水やりは用土の表面が乾いてから、たっぷ                             りと。鉢皿の水は必ず捨てます。5月になったら、戸外に出しますが、                            いきなり直射日光に当てず、まずは家の北側の日陰に1週間置きま                            す。それから庭木の下などに移します。もともと照葉樹林の樹下に生                            える植物ですので、半日陰くらいを好みます。夏の間、ひと月に1回                             程度、固形の有機肥料を与えるほか、1週間に1度液肥料を与えると                            よいでしょう。10月に室内に入れ、再び新年を待ちます。                                   (花新聞ほっかいどう)

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においと味の不思議⑩<ふとる? やせる?>

2009-02-03 13:11:32 | うんちく・小ネタ

生物は、飢餓に備えて食物をできる限り摂取できるように進化してき                             た。その究極のメカニズムの一つは、おいしいものを食べると脳内で                             麻薬様の物質が合成されて幸福感をかんじるため、さらに食物を摂                              取することである。一方、今日、肥満は循環器系疾患や糖尿病に通                             じると問題になっている。35年ほど前に筆者が北海道の大学に入学                            してジンギスカンの食べ放題を初めて経験したときには、肉を好きな                              だけ食べることができることに喜びかつ驚いた。それが、現在では食                             べ過ぎに気を使うように変わってきている。多くの人の関心事の一つ                            は、いかに楽にやせることができるかであろう。数年前、やせるにおい                            が話題を呼んだ。大阪大蛋白質研究所の永井克也教授がグレ-プフ                            ル-ツのにおいをラットにかがせると体重が減少する結果を報告した                             ためであろう。これは、グレ-プフル-ツのにおいは、交感神経の活                             動の高進を引き起こし、脂肪細胞を活性化するためである。一方、ラ                             ベンダ-のにおいは逆に副交感神経の活動を活発化させ、体重増加                            を引き起こすことも明らかになった。昨年、旭川医大二年生だった菅                              原基史君とグレ-プフル-ツとラベンダ-のにおい成分のマウスの体                            重に対する効果を検討した。すると、これらのにおいをかがせると体重                            の増加や減少を引き起こす効果がマウスにも見られた。それでは、人                            に対してこれらのにおいはどのような効果をもつのであろう。富良野の                            ラベンダ-畑の周りに住む人の体重と愛媛や和歌山のミカン畑の周                             辺に住む人の体重を比較検討する手法も思い浮かぶのだが、さて・・。                           (柏柳 誠=旭川医大医学部教授)

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朝の食卓「冷えとストレス」

2009-02-03 11:43:24 | 健康・病気

冬になると、「足が冷える」と多くの人が来院される。先日も、がっし                              りした体格の中年男性が訪れた。診ると、足は氷のように冷たい。                              従来、足が冷える人は細身で血圧が低く、血液の循環が悪い女性                              がほとんどだった。しかし、今は違う。聞けば、彼は会社の中間管                               理職で、上からはプレッシャ-をかけられ、下からは突き上げられ、                              深夜に帰宅すると、奥さんに嫌みを言われ、やり場のない毎日を送                               っているという。診ると、首から上は逆に上気して赤ら顔だ。腹部大                              動脈はどきどきと強く動悸をしている。このような所見は、ストレスの                             ために大半の血液が頭に行っていることを意味している。ストレスの                             結果、脳は大量の血液を要求する。ストレス処理のために大量の酸                             素と栄養素が必要になるからだ。その結果、血液の大半が頭の方                              に行き、体に血液が回らなくなる。また、ストレスにより交感神経が                             刺激され、血管が収縮することも原因だ。いずれにせよ、冷えは血                              流の悪さを意味している。こうした場合、根本的治療にはならないが、                            漢方や、はり・きゅうは症状の軽減には、とても有効だ。足の冷えの                             根本的治療はストレスをなくすことにある。それができれば、ひえは                              治る。しかし、それが容易ではないのが、現代なのだろう。                                  (本間 行彦=内科医・札幌)

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