゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

認知症ケア「6タイプに分類し治療」

2009-02-18 17:40:39 | 健康・病気

国際医療福祉大大学院 竹内教授が提唱                                             「水分、食事、排便、運動」で対応 問題行動と原因を整理

100_1100「水、飯、排便、運動」をキ-ワ-ドにした認知症                             ケアが、道内を始め全国で広がっている。提唱す                             るのは国際医療福祉大大学院の竹内孝仁教授                             (67)。1月中旬、札幌で2日間にわたって開か                             れた研修会をのぞいてみた。(中原洋之輔)

「80代女性Aさん。『物を取られる』との妄想があ                            り、ホ-ム入居後は帰宅しょうとしたり、意味不明                             な言動をしたりすることもありました・・・」約200人が参加した研修会                            で、札幌市内の老人ホ-ムの担当者が事例を報告した。Aさんはアル                            ツハイマ-型認知症と診断され、昨年4月にホ-ムに入居。当初は水                            分摂取量が1日500~900㍉㍑、食事は800~1200㌔㌍だった。                            入居後、食生活を改善し、最終的には水分は1500㍉㍑、食事は17                            00㌔㌍に達した。さらに、自宅で焼酎を飲んでいたことが分かり、飲                            酒を少しだけ認めたところ、現在では帰宅願望や妄想はほとんどなく                            なり、職員に「手伝うことは?」と尋ねるほどに意欲も戻ったという。脱                            水状態や1人きりになると、徘徊や暴言などが始まる-。竹内教授は、                           介護現場で経験的に知られていた、こうした認知症に伴う問題行動と                            その原因を整理し、その治療法として「水、飯・・・」を提唱した。具体的                            には1日1500㍉㍑の水分をとって脱水症状を治し、1500㍉㌍の食                            事で栄養状態を改善し、適度な運動と排便を促して、心身を落ち着か                             せる。竹内教授は「この4つを徹底して低下した認知力を元に戻せば、                            異常行動の大半が治ることがある」と話す。それでも改善しない場合は、                          個別ケアを検討する。竹内教授は認知症を6タイプに分類。それぞれの                            ケア方法を示している。

  1. 身体不調型 室内を歩き回るなどの興奮状態が特徴で、最多                            のタイプ。脱水や便秘を再点検し「水、飯・・・」を徹底
  2. 環境不適応型 入浴や食事などを拒否。担当者を決めてなじみ                            の関係を
  3. 知的衰退型 家や外出先で迷子になる。目印を付けるなどして                            認知を支援
  4. 葛藤型 異物を食べる異食や暴力など。孤独や抑圧が背景に                            あり、1人にしないなどの対応を
  5. 遊離型 周囲に無関心。食事当番などの役割を与える
  6. 回帰型 子供の任侠をあやしたりする。思い出話などに寄り添う。

冒頭のAさんの場合、「水、飯・・・」の不足のほか、好きな酒を飲めない                            状況が心を抑圧したと考えられる。それらを改善した結果、「以前の普通                           のお婆ちゃんに戻った」(施設関係者)という。複数のタイプが重なるケ-                          スもあり、適切なケアは簡単ではないが、研修参加者は「ケアが明確で                           実践しやすい」と口をそろえる。認知症に“待ったなし”で対応する現場で                          は、この分かりやすさも魅力のようだ。

竹内教授 理論学び、家庭で実践を

竹内教授は高齢者のリハビリが専門で、1970年代から首都圏の                              特別養護老人ホ-ムなどて介護現場とかかわってきた。その経験か                            ら、「認知症のさまざまな病状で一番つらい思いをしているのは、患                              者本人。そこから介護を見直すべきだ」と話す。大切なのは、異常な                             行動がいつ、どこで、どのような状況で起きたかを観察し記録するこ                             と。「その上で『水、飯・・・』を徹底し、さらに6タイプを正確に判定し                              なくては、適切なケアに結びつかない」と指摘する。竹内教授は「認                             知症は治る。そのためにも理論的な認知症ケアを学んでほしい。家                             庭でも取り組めます」と強調している。

◆    ◆

竹内教授は、一般向けのガイドブック「家族で治そう認知症などで、                             ケア方法を詳しく紹介している。

家族で治そう認知症 (介護科学シリーズ)
価格:¥ 501(税込)
発売日:2008-04

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ICタグで牛の体調管理

2009-02-18 16:13:10 | ほっかいどう関連情報

札幌のエステイエス 食事時間の変化を検知

集積回路(IC)タグ関連システム開発のエステエス(札幌)はICタグ                             を利用して牛が餌を食べる動作を把握することで、牛の体調管理行                              うシステムを開発した。牛の食事時間の増減から体調を類推すると                              いう仕組みで、道内でデ-タ採取を続けている。システムは牛の耳                              標に、ICタグを取り付ける。ICタグは個別の牛の情報が記録されて                             おり、餌箱に設置した磁界に近づくとICタグが電波を発信する。電波                             は飼育場内に設置したアンテナで感知し、管理サ-バ-にその情                              報を送信。サ-バ-で個別の牛が食事にかけた時間などを管理す                             る。牛は病気にかかれば餌を食べる量が減るため、食事時間も減少                             する。食事時間の変化を検知できれば早期治療が可能となり、病気                             が重くなったり、他の牛に感染したりする危険性が低下し、医療費                              削減につなか゛る、という。道立畜産試験場8十勝管内新得町)も「牛                            の食欲が把握できれば、病気の発見には役立つ。肉牛など飼育頭                             数が多い場合は特に有効だろう」と注目する。システムの初期投資                             額は、約百頭向けで210万円程度。1頭当り月額90円の管理費が                                かかる。問い合わせは同社℡011・302・5575へ。

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ウンチクがんちく「パンの世界⑮」

2009-02-18 15:22:09 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                           冷凍庫保存は2週間目安

100_1099_2 パンは焼き上がった直後から老化が進みます。                             シンプルなパンほど寿命が短く、フランスパン(バ                            ケット)は「6時間の命」と言われるほど。新鮮な                              うちに食べるのが基本ですが、保存法により、お                              いしく食べられます。バケットを買い求め、余った分を翌日に食べるなら、               湿気を避けるため二重にした紙袋か、麻や木綿の厚手のふきんにく                              るみます。ビニ-ル袋は湿気がこもり、「パンの棺おけ」と表現される                            ほどなので避けましょう。バケットは食べる直前にカットします。オ-プ                             ント-スタ-を高温(約230度)に熱し、スイッチを切ってからパンを入                            れ、余熱で2、3分温めます。こうするとパンの水分が飛びすぎず、お                             いしく仕上がります。何日か後にバケットを食べる時は幅3㌢ほどにカ                            ットしてから、一切れずつラップでしっかりくるみます。さらに密閉ビニ                             -ル袋に入れて冷凍庫で保存し、2週間を目安に食べきってください。                           食べたい時はラップをとり、霧吹きで軽く水をかけてから、アルミホイル                            にフワっとくるみます。高温(約230度)に熱したオ-プント-スタ-で                            3分ほど焼いて、アルミを外し、さらに表面がカリっとなるまで1分くらい                           焼きます。

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