多かれ少なかれ、皆何らかのストレスを受容し、日々過ごしている。簡単に何でもかんでもストレスの話を持ち出さないでとストレスに自称強いお方はおっしゃいます。だが、一部の医師たちにではあるが、一般人たちの感覚にズレがあるのを認識してます。人は不慣れな場に遭遇すると、緊張で冷や汗をかいたり、ドキドキしたりした経験をお持ちのはずです。そんな行為が、体に負担となることを実感します。ただ、それも経験がいつの間にか慣れとなり、ある種の不覚状態になっていきます。人は鈍感な方でもまた神経質でも、体には一律に負荷が掛かっています。本人の意思とは裏腹に、ある日突然下痢が止まらなくなったりで、出勤途中で対処に戸惑いそのことで更に悪循環に陥ったなどの話を聞くことがあります。雪国で生活している人にとって、冬の厳しい季節は春の一斉に芽吹き、花開く時期の高揚感を想像し必死に耐え過ごす人が多い。だが、この期間に蓄積される不覚体感はかなりのダメ-ジを与えられていることは意外と希薄である。戸外との寒暖の差、雪国特有のどんよりとした天候、など等が知らずにストレスを増幅している。運動不足と皮下脂肪による保護が気温の上昇と共に体調不良が一気に顕著になります。
人は自律神経の支配下にあります。自律神経は活動や緊張すると血管を収縮させる“交感神経”とリラックスさせ緩む“副交感神経”とによって成り立っています。この機能が適宜バランスよく活動している時が正常体です。体温も36℃から37℃(平均36・5度)内で推移します。だが、恒常的に緊張状態が続くと、突然体温が低くなり36℃以下になる。また、逆に緊張感のない生活が続いてもある日突然体温が低下します。体調不良と共に心身が落ち込む前兆で季節の変わり目がタ-ニングポイントになることが多いようです。ビタミン・ミネラルのバランスよい補給を心掛けることが肝心です。体内に蓄積された、嫌な物や解毒されずに滞留している食品添加物などの毒素を、肝機能を強化して体外に排出することが薬剤の力を借りるより先決なことの様な気がします。