実が色づくまで気長に
夏野菜を育てたいシ-ズンになりました。地温も上昇しており、6月上旬はさまざまな野菜苗の植え付けができます。サラダにしてもりもり食べたいカラ-ピ-マン、トマト、キュウリなどは人気があります。普段食べなれている緑のピ-マンも、熟すと赤や黄色になります。緑のピ-マンは未熟果なのです。しかし、カラ-ピ-マンとして育てるには、専用苗がいいでしょう。実の大きさ、厚さ、甘みなどが違います。植える前夜か当日の朝に、ポット苗にたっぷり水やりをし、午前中に露地植えします。植え付け直後に水は必要ありません。その後、寝の周囲の土が乾燥していたら、水やりします。一番花、二番花は実が付いても摘んでしまい、三番花以降で実を成長させ、追肥をします。肥料は即効性のあるものがよいでしょう。植え付け時に支柱を立て、実が付き始めたら、別に枝を支えるためにロ-プを張ります。緑の実が色づくには、積算温度が関係しますので、気長に待つ必要があります。ただ、けつこう甘みがありますよ。より細かい栽培方法は、花新聞でイラスト付きで解説しています。(花新聞ほっかいどう)