あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

確信犯

2009-04-10 20:48:45 | つれづれ
今朝来られたお客さんが、「○○線が遅れていた」という話をされたが、一瞬何の話だかわからなかった。というのも、職場の最寄り駅とその線を結ぶ“線”がどうしても思い浮かばなかったからだ。ゆくゆく話を伺うと、相互乗り入れやら振替乗車やらが影響していたそうで、そこでようやく頭の中の脱線が回復した。

それにしても、路線が複雑になるにつれて、乗り間違えや乗り過ごしによる影響が大きくなっている。ちょっとそこまでと乗ったつもりが、目が覚めたら「えっ!」って思うくらいの場所に連れてこられる…なんてことは、実際にはあまりないだろう。

ただ、もしそんなことになったら、きっと笑うしかない。慌てて帰ろうなんていう気にはならず、まずは駅前の案内マップとにらめっこでもして、良さげな場所へと歩いていこう。スリや置き引きに注意しつつもう一眠りすれば、心の中にまた別の列車がやってくるかもしれない。

と、そんなことを考えていたら、行き先が違うガラ空きの電車に乗ってみたくなった。けど、どうせ確信犯なら往きの電車がいい。
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絶滅危惧種

2009-04-10 12:59:22 | つれづれ
昼休み、歩きながらふと空を見上げたら、ドットのように葉っぱを付けた枝が伸びていた。

ちょうどシルエットのように見える葉っぱを見ながら、染色体を思った。

そういえば、Y染色体がいずれ消えゆくと、この前テレビで紹介していた。とすると、僕ら男性は絶滅危惧種に指定されるのだろうか。いや、男性がいなくなれば、しばらくは精子バンクでしのげそうだが、いずれは女性もいなくなる。

待てよ、そこで男性が生まれたら…と、考えが尽きない。

まあ、今でも男の立場は弱いのだから、自然の成り行きかもしれないが、女性のみの世の中になったら、美を競うこともなくなるのだろうか。去りゆくものの老婆心ではあるが…
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花笑鉄心

2009-04-10 07:39:28 | 本を読む
職場ではあまり笑うことがない。いや、それどころか話をすることもほとんどない。どちらが先か、笑顔もいつの間にか消えていた。本当は笑顔で話すのが好きなのに、これではどちらが素の自分なのだか自分でもわからなくなる。

先日書店で手にした浅田次郎さんのエッセイ本『ま、いっか』を読み終えだ。本を閉じると、そんな気持ちが無意識にこの本を選ばせたのだろうかと、不思議な気持ちになった。

女性誌に連載されたものを中心に、浅田さんの生い立ちや経験から導き出された文章が心の奥深くに届く。表紙にも記された「自分のために笑え。人のために笑え。」という言葉は、最後に掲載されたものの中にあったが、その一節に思わずハッとした。

開き直る訳ではないが、この言葉をすぐに実践できるかは自信がない。だが、背筋を伸ばし、口角を上げて前へと進んでいこう。
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逆転

2009-04-10 06:59:17 | つれづれ
近所の桜はすっかり見頃を過ぎ、葉桜となっている。昨夜の帰り道、街灯に照らされながらひらひらと落ちていく花びらを目で追いながら、しばし行く春を惜しんでいた。

桜の木が緑を纏えば、何となく夏の声が聞こえてくるようで、暑さに弱い僕は、その前の梅雨も含めて憂鬱な気分になる。

だったら、今年はその頃を楽しめるように、心も体も変えてみようか。とりあえず、次の連休にはそれを視野に入れて何かしてみよう。
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