あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

うとうと

2009-04-27 13:38:12 | つれづれ
晴れた平日の電車は、心地よい日差しが差し込み、ついうとうとしてしまう。

それを防ぎたかったというよりも、単に背中が暑かったから、北側の席に移った。カーテンを閉めれば暑さはしのげたが、せっかくの日差しがもったいない気がした。

人目を気にしなければ、日だまりになった座席に寝転がってしまいたかったが、次の用事ができてしまった…

定番

2009-04-27 09:27:37 | つれづれ
日暮里駅から京成線に乗り換える。

日暮里駅と言えば、カラーテープで書かれた、変わった書体の文字が一時期話題になった。今もどこかに残っているかとキョロキョロと探したら、こんなところにあった。

次の特急電車まで時間があったので、先行する各駅電車に乗った。途中駅で快速電車に乗り換えられるので、待つより早く着く。

途中駅に付き、目の前の立ち食いそば屋が気になった。ここを通るたびに気になっていたが、遅れついでにここで朝食をとることにした。
濃いつゆと歯ごたえの弱い麺は、うまいそばとはかけ離れているが、そばに「立ち食いそば」という種類があるとしたら、間違いなく定番の味だろう。

運良く次の特急でも座ることが出来たから、しばらくは次の本を読むことにする。

のんびり

2009-04-27 08:58:04 | つれづれ
駅までの道を、遠回りして歩いた。

桜の花がトンネルを作っていたのは、まだ一ヶ月も経たない前だったが、今は緑の木陰がまぶしい。

予定を2時間近く遅れての出発となったが、約束があるでもなく、開き直って今日はのんびりといこう。

あの空の下で

2009-04-27 07:32:18 | 本を読む
長期連休くらい、海外にでも行けばとも思うが、オンシーズンの料金が心配だったりして踏ん切りがつかないまま、未だに国内専用である。いや、最近は旅行に行く機会そのものが減っている。そんな中、今年のゴールデンウイークもまとまった読書を計画した。

まずはじめに読んだのが、吉田修一さんの『あの空の下で』だ。
ANAの機内誌に掲載された、短編小説とエッセイをまとめた本で、そう言われれば、いずれの作品も国内線で落ち着いて読むにはちょうどいい長さの作品だ。そして、ちょうどよく読ませるリズムがある。

さて、いずれの作品でも人が移動している。機内誌だからと言って、すべてが飛行機に乗っているわけではない。

人の心は移ろいゆく。たとえ一つの場所にいても、あの時の自分と今の自分では全く違う。それは、福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』的な、生物学的アプローチではなく、あくまでも人の心として。でも、結局辿って行けば一緒なのかもしれない。

吉田さんが旅した場所から選ばれた4か所についてのエッセイを含め、家の中にいながらあちこち旅した気分になったりしたが、やはり、自分自身で行ってみたいと、改めて思った。