大差はなくても

整ったものを崩す行為は、後ろめたさもあるが、それも含めて楽しかったりする…と、まじめな人からお叱りを受けるかもしれない。

朝、道沿いにタンポポの綿帽子を見つけた。子どもの頃だったら迷わず吹き飛ばしてしまっただろうが、だから、この分は近所の子どもたちにとっておこう。

ただ、種の保存のためにはどちらがいいのかはわからない。まあ、大差はないだろう。

線路

あれもこれもと考えているうち、結局何も出来ないということがよくある。程度の差こそあるが、人間には限界がある。ただ、それを測るのは難しい。自分でそれを見極めようとしても、かなり手前に線を引いてしまったり、また奥に進みすぎてしまい、大惨事になってしまうことも…

今、僕は果たしてどこにいるのだろうか。進むべき進路には、多分線路は敷かれていない。