あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

呆れてみても…

2008-09-29 23:52:23 | 俯く
出来レースの感もあった自民党総裁選は、露骨な盛り上げ策が裏目に出たのか、新総理の支持率を押し上げる力にやや欠けたようだ。新官僚名簿の官房長官と国土交通大臣の名前を見て、何か引っかかるものを感じた。

それが気のせいではなかったことに気付くまで時間はかからなかった。
あの、お坊ちゃまヘアの記者会見にも既視感を覚えた。その人の言動を聞いていると、あまりにも幼稚な感じがして、日教組云々より、当時の最高学府の教育はどういうものだったのか、そして、そんな人が働いていた大蔵省とはどんなところだったのだろうかと、少なからぬ不安を感じた。
これが原因で総選挙が先になるとしたら、彼は自民党政権の延命を図った功労者として讃えられるかもしれない。だが、それが日本のためになるかどうかは別として… などと言ったら、彼には公共心が全くないということか?
うっすら浮かべていた涙を見て、彼にではなくこの国の政治にに悲壮感を感じたのは僕だけだろうか。

考えるまでもなく、彼を育てたのも「戦後教育」である。とすると、やはりそこには問題があったのかもしれない。

予見可能性がなかったとは言えない彼を選んだダミ声総理の責任は重いが、それを期待するのもそもそもなあ… とはいえ、呆れてみても仕方がないね。

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