苦しいわけでもないが、サウナに頼ってみることにした。夜道をとぼとぼと歩き、隣の区の銭湯まで来て、サウナに入ったのは結局10分ほどだった。露天風呂でもそう長く浸かっていられないほどの、「烏の行水」という形容詞がピッタリの僕だから、それは仕方がないのだが、懲りずにサウナを頼ってしまうのは、やはり切羽詰まっているからと言えそうだ。
帰りはバスで帰ってきた。ジュースの誘惑に負けたくなかったからだが、家まであともう少しの道のりを、果たして耐えられるだろうか。
帰りはバスで帰ってきた。ジュースの誘惑に負けたくなかったからだが、家まであともう少しの道のりを、果たして耐えられるだろうか。