令和元年5月8日(水)、廿日市市佐伯町の上勝成山(684m)・下勝成山(652.2m)を縦走した。近郊の山歩きを始めて20年近くなるが、初めて登る山。楽しみにし、天候が気になっていたが、予報では終日降水確率0で、予報通りの快晴だった。登山口の標高がすでに300mあり、400m足らずの山だが、国体のコースになったこともあり、急峻で、おまけに積もった落ち葉で大変歩き難く、休み休みの登山となった。登山路には木花は見られなくなったが、新緑の木々の足元に、イワカガミが目についた。
上勝成山頂には、寒い林に生えるというナナカマドの白い花が咲いていた。
大野権現山(正面、699.5m)と、その左はるか遠く向こうにかすかに広島湾、黄金山まで見えたのには驚いた。
上勝成山から下勝成山に向かう勝成林道沿いの高木に白い花があちらこちらに咲いていたが、同行に樹木に詳しい人が多いが、誰も樹木名が分からなかった。
帰って調べたところ、寒い林によく生えるウワミズザクラ(バラ科)か、イヌザクラのようだ。花がつく枝に葉がついていなければイヌザクラだそうだ。上手に写真を撮らないとどちらか分からない。下勝成山への縦走路は、よく整備されていたが、山頂は残念ながら展望がきかなかった。