2020年10月14日(水)、広島市安芸区の高城山から蓮華寺山を縦走した。蓮華寺は、空海の開基で建歴2年(1212年)、鳥籠城主阿曽沼親綱の祈願所となり、福島正則の時代に広島城主の怒りにふれ、焼き討ちにあい廃寺となった。それが山名の由来で、一帯が「蓮華寺山憩いの森」となっている。
JR瀬野駅で乗り換え、高城山登山口のあるみどり団地までスカイレールに乗って、5分間で高度160mを稼いだ。
高城山(496.1m)の山頂には、山頂を示す木柱、昭和15年陸軍輸送港域の標石、そして1本の桜があった。前面の木々が伐採され、東広島市の曽場ケ城山(606.8m)や安芸区の水ケ丸山(659.8m)・鉾取山(711.1m)など、これまで登った山々を眺めることが出来た。
蓮華寺山(374m)への縦走路はよく整備されていた。2~3か所あった猪ノ湯?は水がないせいか、最近は使われていなかった。至る所に落ちていた栗は、ことごとく食べられ、イガイガだけが散乱していた。イノシシが食べたのだろうか?それとも鹿だろうか?それとも他の動物?
蓮華寺山山頂近くの五輪塔から、正面に日浦山(345.9m)と、その右奥に海田湾とかすかに安芸小富士を眺めることが出来た。
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