@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

藤崎 慎吾/鯨の王

2010年05月14日 | 小説

藤崎 慎吾 著 鯨の王を読みました。



原子力潜水艦内で乗組員多数が謎の攻撃により変死する。

アメリカ海軍は海底基地に調査員を派遣する。

一方、新種の鯨を追う学者・須藤もパイロットのホノカとともに同海域に潜航を開始した。

深海に忍びよる不穏な気配―。

軍、企業、テロ組織の思惑が絡み合う深海教千メートルの世界にひそむ脅威とは!?


ダイマッコウ」と云う、未知の新種の海中巨大生物が登場する。

しかもその生物は超音波を用いて、離れていても、”強力な爆薬が入ったスイカが破裂する”かのように人間の頭を破壊する!

深海に住む彼らの生態とは・・・。

彼らが人間を襲う理由とは・・・。

巨大製薬会社をスポンサー

自らの夢”幻の海獣”「ダイマッコウ」を追い続けるアル中の学者、

まだ若き日本の水中探査船の女性パイロット、

海底基地ロレーヌクロスの研究員、

イスラムのテロ組織、

米海軍とそれを指揮する復讐心に燃える軍人

幾つかのドラマが”幻の海獣”「ダイマッコウ」を巡ってスリリングに展開する

深海という謎の世界を舞台にしただけに、それなりの実在感がある物語に仕上がっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする