連休なのにお天気がわるく、次女がめずらしくクラブの練習がオフだったのに海へも行けませんでした。
で、きのうはDVDの鑑賞会。
家族全員で見るということで、『ナショナル・トレジャー』にしました。
(レンタルで1本50円(!)ということで、おとーさんがたくさん借りてきたのです。)
ニコラス・ケイジは私の好きな俳優で、そんなにかっこよさげでもないのに()、映画を見ているうちにその役が好きになってしまう、というタイプです。『ザ・ロック』とか『コン・エアー』とかかっこよかったですよね。
しかし。
子どもたちは映画が始まるなり、「え~、この人が主人公~?」なんて言うし、おとーさんは「モト冬樹や」だって・・・
まあ、そんなこと言ってるのもはじめのうちだけで、とにかくテンポが早くって「えっ、何?何?」と言ってるうちにストーリーは次々とすすんでいきます。
秘密結社フリーメイソンに守られてきた秘宝の行方を、代々追い求めてきたゲイツ家の末裔ベンは、アメリカ独立宣言書に謎を解く鍵があることをつきとめます。同じく秘宝を我が物にしようと企むイアンから、その独立宣言書を守るためには自分が盗むしかない、と厳重な警備の中盗み出す計画をたてます。
・・・と、これだけでもすごいことなのに、ここまでのテンポが早い!
あれよ、あれよという間に盗み出し、謎解きにかかります。
FBIとイアンに追いかけられながらも、秘宝の在り処を見つけたどり着くのですが・・・。
とにかく、ハラハラ、どきどきのトレジャーハンティング。
独立宣言書などアメリカ建国に関わることがたくさんでてきて、いかにもハリウッド的でアメリカ人が喜びそうな映画なのですが、残酷なシーンもなく、家族で見るにはうってつけでした。
なんたって悪役がボロミア(ショーン・ビーン)ですからねえ、わるいことしませんよね(←ひいき目)。
独立宣言書だって、一度奪ったものの拝借しただけだって返してくれるし、最後はまんまと騙されちゃうし。
どこか憎めない悪役でした。
ベンの相棒ライリーもいい味出していて、子どもたちはすっかり彼を気に入っていました。
セットも素晴らしく、秘宝が次々と照らし出されるシーンは圧巻!
テンプル騎士団とかフリーメイソンって、確か『ダヴィンチ・コード』にも出てきますよね。
彼らの秘宝が一体どんなものだったのか、門外漢の私には想像もつきませんが、この映画のようにエジプトの宝物が出てきたらわくわくするだろうなあ
今でもどこかに眠っているのでしょうか?気になりますね~。