ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

「パイレーツ・オブ・カリビアン /ワールド・エンド」

2007-06-11 | 観ること。



次女に「行こーっ!」と誘われ、こんなとき(まだ四十九日も終わってない)に観に行っていいのかな?と思いつつ誘惑に負け、おまけに受験生の長女まで強引に連れて観てきました(←悪い母です)。

最近ビデオとかDVDばかりだったので、久しぶりに映画館で観ると大迫力!
あれこれ深く考えず、タンジュンに楽しめました~

確かに、ストーリー的には
え~、今誰がどういう状況で、誰と組んでて、何を追いかけてるの!?
と、理解しづらかったのですが、もうそんなことどうでもよくなって、お茶目なジャック・スパロウと、海賊がだんだん板についてきたウィルと、男顔負けのエリザベスを楽しんできました。

実は5月の連休にDVDで「デッドマンズ・チェスト」を観たとき、すっかり一作目の「呪われた海賊たち」を忘れてて、この人誰だっけ?と子どもに質問ばかりして顰蹙を買ったくらいです。
でも、先月テレビでやってくれたおかげでだいぶおさらいできた~、と余裕で観に行ったのですが、・・・今度は話の流れがよくわからへんかった・・・

観終わったあとも親子三人で質問をぶつけ合い(!)、あーでもない、こーでもないと意見を出し合いましたが、結局三人とも???という具合。
まあ、それでも充分楽しめます。

個人的には、海の墓場に囚われているジャックが蟹と戯れる(?)シーンが気に入りました。
真っ白の背景に、船とジャックと蟹!
カメラアングルもおもしろく、なんとも哲学的でシュールな場面でした。

一見ちゃらんぽらんでとぼけたジョニー・デップのジャック・スパロウですが、ふと見せる淋しそうな表情にくらくら~ときてしまうんですよね(笑)。
こういうタイプに弱いんだなあ。
しかし、いくらなんでもジャックだらけ(!)というのは、ちょっと濃すぎる・・・。

それと今回バルボッサがいいヤツで、悪役&渋好みの私としてはポイント高かったです~
お猿のジャックも含めて(笑)。
寒さに震えるシーンでは、お見それしましたっ~て感じ。
あれはほんとに震えていたのかしらん?

「デッドマンズ・チェスト」で(汚れた)ノリントンがけっこうよかったのに、今回あっけなく・・・。
ちょっとかわいそうでしたね
いい人だったのに。

この「ワールド・エンド」ではオリエンタルな雰囲気も充分楽しめました。
シンガポールの猥雑で妖しい繁華街とか、アジアの海賊サオ・フェンの登場とか、バックに流れる音楽とか。
↑の写真でもわかるように、エリザベスの衣装もオリエンタル調で、ドレスとはまた違った雰囲気で素敵でした(彼女、反感持つほどきれいです。今回ちょっと目立ちすぎ~)。

これはどうかな~と思ったのは、女神カリプソの出現。
彼女は結局どっちの味方をしたのでしょう?
カリプソがだんだん巨大になっていくシーンを見て、私などは「リトルマーメイド」のタコの化け物(?)アースラを思い出してしまった・・・

それにしても、帆船って美しいですね~
ベケット卿のところにミニチュアの帆船がいっぱい並んでて、思わず欲しくなりました。
ジャックとバルボッサがブラックパール号を奪い合うのもわかる気がする・・・。

たぶん何度でも見たら、そのつどいろんな発見があって楽しめそうな映画です。
映画館では「もう一度観たくなる」読本なるものをもらいました。
なるほど~と思うようなネタバレが満載。
けっして先に読んではいけませんよ~。
コメント (4)
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