ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

チョコレートな1日?

2007-02-14 | 食べること。
今日はSt. Valentine's Day
次女が高校受験も間近とあって、今年の「ともチョコ」づくりは長女だけ。
去年のような大騒ぎにはなりませんでした(ほっ・・・)。

ならば、と、今年はちょっとがんばってチョコレートタルトをつくろう!と張り切って材料も買っていたのに、きのうは疲れが出たのか体調がすぐれず、薬を飲んで早々に寝てしまった私でした・・・

仕方なく、家族には(我が家の場合、おとーさんだけでなく子どもも期待してます)買っていたチョコレートを何種類か組み合わせてプレゼント。
せめて夕飯はなにかサプライズな献立を、と作ったのがこれ↓



パン生地の中に、カレー味のマッシュポテトと挽肉を詰めたものです。
ほんとはビーフストロガノフの予定だったのですが、天気がわるく買い物に出るのが億劫で、家にあるものでなんとかしよう、と考えた苦肉の策
パン生地はパン焼き機でつくって半分だけ使いました。
残りの半分はどうしよう、と咄嗟に思いついたのがチョコロールパン(タルト用にせっかくチョコレートを買っていたし)。



夕食というよりおやつみたいだけど、家族は焼きたてというだけで喜んで食べてくれました。
まっ、バレンタインデーだし、チョコにちなんだ夕食ということで
これに赤ワインと市販のローストポークのサラダ

チョコレート大好きの長女は、たくさん「ともチョコ」をもらってご満悦
おとーさんも今日は仕事がひと段落でやれやれ(ここんとこずっと残業続きだったので)
お菓子作りの好きな次女は、「ホワイトデーにはお菓子をいっぱいつくりたい!」と意欲満々(その前に受験があるんですけど・・・

こうやって、今年も我が家のバレンタインデーは、娘ふたり、愛のコクハクとは無縁のまま無事過ぎていくのでした・・・

さて、私も自分用のチョコレート、食~べよ~っと

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牡蠣丼

2007-02-11 | 食べること。
私の住んでいるところは日本海に面しているので、海の幸には恵まれています。
今の時期、地元で力を入れているのがカニとカキ。
特に今、地元のカキを使った「牡蠣丼」のキャンペーン中で、実は我が家もその牡蠣丼の食事券が当たったのです!
で、早速、今日家族で食べに行ってきました。

といっても食事券は2枚だけ。
子どもたちには好きなの食べていいよ~と言ったら、長女は「ウニ丼!」、次女は「イクラ丼!」
牡蠣丼より、ずっと高かった・・・




牡蠣丼は初めて食べましたが、身がぷりぷりして美味しかった~。
これ、家でもつくれそうです。
ウニ好きの長女は、初めてウニ丼を食べて感激していました。
次女も「お店で食べると、イクラがいっぱいなんだ~」と驚いた様子。
はい、我が家ではイクラをけちって、かわりに鮭を乗せたりしてごまかしていました

売り切れたら大変と、早めに行って正解でした。
私たちが店を出たら、「牡蠣丼、売り切れました」の張り紙が・・・。

この牡蠣丼、地元産のカキを5個以上とかまぼこを使うこと、カキそのものがみえていること、おいしくてまた食べたくなること、など条件があるそうですが、味付けはお店によっていろいろあるみたいです。
お値段も800~900円前後とお手ごろ。
お近くにお住まいの方、一度いかがですか?

それにしてもおとーさん、勝手に私の名前使って懸賞に出さないでね!
私の名前はなぜかよく当たるらしいのですが、そんなところで私の運を使わないでほしい・・・
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期間限定 3人家族

2007-02-07 | 日々のこと。
きのう、長女がスキー研修旅行に出発しました
私が高校生のころは、修学旅行は九州だったのですが、いつからか信州へスキーに行く高校が多くなったようですね。
長女には初めてのことなので、ウェアとか小物とかいろいろ心配していたけれど、すべてレンタル。手袋も帽子もいらないの~?便利な世の中です。

便利といえば、研修旅行の様子を高校のHPで見ることができます。
朝早く出発したのですが、午前中のうちに出発の様子が何枚かアップされていました。夜にはバスの中や昼食・夕食の様子まで(長女は写ってなかったけど)。至れり尽くせりです。
以前はラジオの修学旅行だより(?)みたいなので、「○○学校、旅館に無事到着しました」なんて放送していたのに(いつの時代のことでしょう)。

それにしても。
家族がひとりいないだけで、なんとなくがら~んとした我が家。3人分の夕食、3人分の洗濯物。つい4人分のつもりでご飯を炊いて、あっ、多すぎちゃった、なんて・・・(けっして、長女がたくさん食べてるわけじゃないですよ~)。
次女も甘えたり、いじめたりする(?)相手がいなくて淋しそう。

今は土曜日までの期間限定だけど、高校を卒業して進学したら、この家を出て行くことになるんだなあ、と切実に感じてしまうのでした。都会で暮らしていれば大学も会社も家から通えますが、地方では無理なんです。そう思うと、子どもと一緒に暮らす時期って、案外短いものですね。子どもが小さいころは、子育てが果てしなく続くようでうんざりしたこともあったのに。

娘ふたりと一緒に、賑やかに暮らせるのもあと少し。とりあえず、確定申告と次女の受験が終わったら、我が家にも春が来るかなあ。そしたら久しぶりに、家族でお出かけでもしたいものです。・・・あっ、その前に、お雛さま出さなくちゃ
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勇気あるペシミスト

2007-02-06 | 読むこと。

      『銀のいす』
   ナルニア国ものがたり 4
     C.S.ルイス 作


ナルニアもいよいよ第4巻まできました。
この『銀のいす』は、おもしろいと聞いていたので、とても気になっていた巻です。
「泥足にがえもん」って誰?どんなキャラクター?と、わくわく

そして。
期待を裏切られることはありませんでした。おもしろかった~!もう、すっかり「泥足にがえもん」ファンになっちゃいました 
「泥足にがえもん」って、不思議なネーミングですよね。原作ではどうなんだろうと調べてみると、“Puddleglum”でした。“puddle”は水たまりとか泥だらけになるという意味で、“glum”はふさぎこんだという意味。なんとなく、泥くさくて陰気そうな感じ。それが「泥足にがえもん」となるわけか。う~ん、納得。

彼はナルニアの沼人で、手足が長く、緑色の髪に泥のような顔色をしています。先のとがった帽子をかぶっていて、挿絵で見た魚を釣ってる後姿は、どことなくスナフキンのように見えなくもありません。あくまで「後姿」ですが。
性格はきまじめで、慎重で、ペシミスト。でも、おもしろいことに、ペシミストのくせして、見込みのないリリアン王子(カスピアンの息子)を捜す旅に喜んでついて行くのです。そしていつも最悪の事態ばかり考えている彼が、地下人に囚われて地下の世界へ連れて行かれるとき、希望を失ったジルに向かって、自分たちはアスランの教えに従った正しい道に戻っている、と励まします。

魔女につかまって、みんなが魔女のまどわしの魔法で、ナルニアも、地上の世界も、空も太陽もなく、アスランもいないのだと思い込まされたときも、最後の力をふりしぼって魔法のもとになっていた暖炉の火を自分の足で踏み消したのです!

そしてこう言います。
・・・心につくりだしたものこそ、じっさいにあるものよりも、はるかに大切なものに思えるということでさ。・・・夢中で一つの遊びごとにふけっている四人の赤んぼは、あなたのほんとうの世界なんかをうちまかして、うつろなものにしてしまうような、頭の中の楽しい世界を、こしらえあげることができるのですとも。そこが、あたしの、その楽しい世界にしがみついてはなれない理由ですよ。・・・たとえいまみちびいてくれるアスランという方が存在しなくても、それでもあたしは、アスランを信じますとも。
なんと勇気があり、信念に満ちた言葉でしょう。
そして、なんと頼りになる泥足にがえもん



すっかり泥足にがえもんのことばかり書いてしまいましたが、この巻は次から次から困難がふりかかり、それを乗り越えていくユースチスとジルのことが描かれています。
そもそもこのふたりがナルニアの扉を開けてしまったのも、いじめっ子から逃れるためでした(イギリスの学校制度のことはよく知りませんが、教育制度が変わったのか、この作品で作者は男女共学の「まぜこぜ学校」と批判をしています)。
いじめから逃れて違う世界へ、という発想は、ファンタジーだけでなく現代にも通じるものがあって、ちょっと心がズキンとしました。ユースチスとジルには、ちゃんとナルニアへの扉が開いてくれて、冒険への旅が始まるわけですが・・・。

そのナルニアではカスピアン王が年老い、息子のリリアン王子は行方不明になっています。そのリリアン王子を捜す任務をふたりはアスランから与えられるのでした。
捜す手立てとしてアスランは四つのしるべをジルに教えるのですが、その三つまで仕損じてしまい、巨人に食べられそうになったり、地下人に捕らえられ地下の国に連れて行かれたり、といろんな危機に直面します。また何度も誘惑にふらふらとしていまい、そのたびに泥足にがえもんは正しい道を示そうとします。このあたり、キリスト教の影響が大きいと言われるのかもしれません。

さて、タイトルにもなっている「銀のいす」とは何だったのでしょう。
このいすは、物語の中でもひとつの場面に出てくるだけです。魔女の魔法にかかって地下の世界にいるリリアン王子。その彼が唯一正気に戻るとき、彼はそれが呪いだと思い込まされ、自らそのいすに縛り付けられるのです。
いすに縛られ正気に戻ったリリアン王子は、自分は魔女の呪いにかかっている、このひもをほどいて自由にしてくれるよう3人にたのみます。正気でないときのリリアン王子しか知らない3人は、どっちが本当なのか迷いますが、リリアンの口から「アスラン」の名を聞いて、これが四つめのしるべかもしれない、もし違ってて死を招くことになってもしるべに従わないではいられない、と決断します。そして自由の身になったリリアン王子は、真っ先に銀のいすを剣で叩き切ったのでした。

少し調べてみると、銀のいすとは原罪である、みたいなことが書いてありましたが、私はキリスト教徒ではないのでそのあたりのことはわかりません。ただ、この巻を読んで感じたのは、誘惑についふらふらしてしまう人間の心の弱さでした。いつも誘惑に負けて、正しい道を見失ってしまうユースチスとジル。けれど最後の最後で、ふたりはアスランのしるべに従い正しい判断をすることができたのです。銀のいすとは、アダムとイブの時代から誘惑に負けてしまう人間の弱さ、なのかもしれません。

ナルニアの物語にはあちこちにキリストの教義が含まれているようですが、そういうことを考えなくても、物語として充分楽しむことができます。それに、ユースチスと泣き虫だったジルが、ひとまわり大きく成長してこの世界にもどってきて、いじめっ子たちもいなくなって、単純に「めでたし、めでたし」でもいいですよね。
この本を読んで、多くの子どもたちが勇気を持って生きて欲しい、と切に願います。目に見えなくても、ナルニアの扉は必ず開いてくれるのだから・・・。






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春を呼ぶ苺

2007-02-02 | 食べること。
今年は暖冬だといわれ、私の住むところも今シーズンはほとんど雪が積もりませんでした。
しかし、予報どおり昨夜から雪が降り出し、今5~6センチ積もっているでしょうか。
きのうまでよいお天気で、このまま春になるのかしら、なんて期待してたけど、そう甘くはありませんでしたね

でも、きのう我が家に一足早く春の届け物がありました。





そう、真っ赤な苺 
色艶がいいでしょう?
これは私の大学時代の友人が、丹精込めて育てている苺なんです。
彼女は大阪で小学校の教師をしていたのですが、現在は苺農園の社長として忙しい毎日を送っています。
この時期、とびっきり大きくて、美味しい苺が毎日何十キロと収穫できるそうで、それを送ってきてくれたのでした。
とにかくびっくりするくらい大きくて、甘い!
特大の卵と比べてみたらこの通り。
ヘタから先っちょまで7センチもありました。




学校から帰ってきた子どもたちが、とにかく大喜び。
さっそく丸かじりして(とても一口では食べられません)、美味しい!
味が濃くて、甘くて、今まで食べてた苺は何だったの?と思ったくらいです。
彼女曰く、「イチゴ観がかわる」って。まさに。

彼女のご主人は大学の農学部の教授でイチゴなどの研究・開発をされています。
新しい栽培システムを開発され、それで設立されたのがのぞみふぁーむ
毎日こんな美味しい苺に囲まれて羨ましいくらいですが、実際は収穫が始まる12月から大忙しのようで(苺は待ってくれないから)、農作物を作るのは実に大変な仕事なのだと思います。
それでもこの苺を見てると、彼女の幸せそうな顔が目にうかびそう

おかげで外は雪景色でも、我が家は冷蔵庫を開けるたびに苺の、甘~い春の香り。
一足早い春を味わっています 
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