4時半頃起床して5時過ぎには宿を出る。京急蒲田5:19発の電車で羽田空港へ向かう。フライトのチェックインを済ませてからクレジットカード会社のラウンジでくつろぐ。
AF0279は機材がB777-300なのだが、一見してトイレが少ない。客を積めるだけ積み込もうという意欲満点だ。昔の空の旅というのはオツなものだったのだろうが、いつのまにかセコイものに成り下がった。もっとも、こちらが払う料金が、移動距離とその所要時間を考えればタダみたいなものなので、セコイのは当たり前だ。不平不満などあろうはずもなく、空気の代わりにそっと乗せていただいているようなものなのだ。パリには定刻に到着。ミュンヘンへのフライトに乗り継ぐため、空港内を別のターミナルへ移動する。昨年パリを訪れたときの帰りにアムステルダムへのフライトで利用したのがF33というゲート。今回ミュンヘンへのフライトが出るゲートがF30。同じ棟だ。なんとなく昨年の旅行からつながっている感じがする。
ミュンヘンには予定通りに到着。空港からルフトハンザのバスで中央駅へ向かう。バスは空港内で3箇所ほど停留所に停まり、空港を出るときにはほぼ満席となった。中央駅までの所要時間は40分ほど。バスを降りたのは21時過ぎで、そこから目と鼻の先にあるホテルにチェックインして一息ついたのは21時半を回った頃だが、まだ夕暮れ時だ。部屋は広くて快適そうだった。