熊本熊的日常

日常生活についての雑記

鰹節探求

2016年07月28日 | Weblog

今年のふるさと納税第二弾は高知県四万十市。頂き物は鰹節セット。枯節3本、生節2本、枯節の厚削り2袋。舛添さん、ありがとう

高知県との縁は、梅原真の『ニッポンの風景をつくりなおせ』を読んだところから始まる。それがいつのことなのか、なぜその本を読もうと思ったのかは、今となってはわからない。そこに書かれていたことに心動かされ、そこに紹介されていたものをいくつか取り寄せたのがきっかけだ。それ以前は高知県との縁は何もなかった。その本のなかで取り上げられていたもののなかで、その後も継続して購入しているのが高知県黒潮町の黒砂糖で、今年もすでに契約を完了している。それ以外のものは残念ながら一回こっきりだ。本のなかにしばしば登場する「四万十ドラマ」の製品は取っ替え引っ替え取り寄せてみたのだが、継続には至らなかった。こちらの「四万十」は四万十町のほうである。高知県には四万十市と四万十町が隣接して存在するということを今年になって知った。ちなみに黒潮町は四万十市と四万十町に隣接している。

初めて高知県を訪れたのは2012年7月のことだ。国立民族学博物館友の会の体験セミナーに参加して捕鯨のことを学んだ。そのときのことはこのブログのなかで「ほんとうのことは誰も知らない」と「わっ、くじらだぁっ!ほげぇ!!」に書いた。

あとは、たまに土佐料理店「祢保希」を利用する。ポイントカードも持っている。

高知県との縁はそれくらいのものだ。今回、四万十市へのふるさと納税を申し込んだのは、鰹節に惹かれたからだ。我が家では鰹節は枯節を買ってきて使う都度、シュッ、シュッと削っている。鰹節は日本橋の大和屋で買うことが多いのだが、一度、都内某百貨店食品売場にあった大手鰹節メーカーのものを使ってみたときに、改めて大和屋の鰹節の旨さを知った。見た目はどれも同じようなものだが、決してそんなことはないということを知ったのである。そうなると大和屋とデパ地下の大手以外の鰹節も味を見てみたくなるのが人情というものだ。それで今回の四万十市との縁ということになった。厚削りで引いた出汁は大和屋の鰹節と良い勝負なので、枯節を使うのが楽しみだ。