ボランティアとして英国留学フェアの体験者コーナーで、留学を考えている人たちからの質問に答える形で体験談を語ってきた。
12時半のオープンから18時の店じまいまで、殆ど誰かしらの相手をしていた。下は高校2年生から上は40歳過ぎの人まで、若い人たちを相手に言いたい放題語ったら気持ちが良かった。相談に来た人から「こういう話が聞きたかった」などと言われると世辞だとわかっていても嬉しい。ハウツー的なことは今どきネットで検索すればいくらでも事例を集めることができるし、手続きについても然り。こういう場でこういうコーナーにやってきて漠然とした希望とか不安を話すのはやはり個別具体的な人間を相手にしないと考える手がかりのようなものが得られないということだろう。今日話をした人たちのなかで、どれほどの人が実際に留学することになるのかわからないが、普段接することのないような生身の人間と話をすることで何かしら刺激を得るだけでも十分な意味を持ってもらえるのではないかと期待している。なにより私自身も愉快な時間を過ごすことができてありがたいと思った。