熊本レポート

文字の裏に事件あり

勝つのはどっちだ!? 熊本市職員が気になる手取本町11R 晩秋賞

2014-09-22 | インポート

?選挙は色々な意味において予想の出し方には問題がある。しかしイベント視する市民に横並びするわけではないが、単純にその勝ち負けとなると、相手が同じ人間だけにデータ、推理から競馬よりも的中率は高いのではないか。
?先行した大西一史氏の場合、基礎票は故父から受け継いだ天草郷友会等の後援会員、それに北高校同窓会等の新たな同会員で、その関連性からでも最大12000票(前回県議選)。これに自民党推薦による推定基本票(過去の市長選参考)の50000~70000票を加算して、同氏の基礎票は60000~約80000票。
Kimg0017_7 ?一方、石原靖也氏の場合はどうかというと、初出走とあってデータ不足も否定出来ないが、みずあかりのイベントで語られる学生、市民グループよりも、幸山市長選でも動員力を発揮した(幸山個人票は別)NBCの存在。県民発電所受注で浮上したニュービジネス協議会は、県民債のアプローチからしても結束力は同氏の経済同友会以上。これに細川元総理夫人の文化グループが加わることになるが、すでに50000票前後の隠れ基礎票は推定される。すなわち、大西氏が約70000票、また石原氏が50000票は最低でも得票するという推測。
?問題はここからである。熊本の有権者数564000名として、最近の投票率40~50%の中間で仮定(45%)すると投票総数約254000票。両氏の推定基礎票120000票を引いても、まだ134000票が未計算分として残る。
?運良くというべきか、運悪くというべきか、両氏は利益誘導型でも官僚タイプでもなく大きく分けると一致して市民グループ型。この両氏が134000票の浮動票争奪戦に挑むわけだ。ここで関心の寄せられるのが、大西氏が受けて、それを確認して石原氏が腰を上げた自民党推薦という看板。この自民党推薦が浮動票にプラスするか、それとも石原氏が読んだマイナスとなるかである。もちろん、そのプライドから自民党も必死にならざるを得ないが、問題は本気度。基礎票20000~30000票の差を逆転し、それにさらに上乗せすれば石原氏の笑顔で、残り浮動票を半分以上も得票出来れば大西氏の万歳三唱と推理した。投票率45%の場合、当選ラインは134000票と予想し、人気の大西氏VS戦術の石原グループと付け加えれば、正しく「政令指定都市に相応しい市長」とは異質の不謹慎な話…。


熊本市民100人に聞きました市長候補 !? 第一回

2014-07-25 | インポート

?300億円もの桜町地区再開発事業の調整に嫌気を予感したわけでもなかろうが、「多選の弊害」を理由に幸山政史熊本市長が4選不出馬を表明。そこで各政党、同市議会各会派の候補者選定も同擁立に向けて活発化すると思われるが、そんな候補者も決まっていない中で「候補者による公開討論会」の準備が先行しているとあっては、後で落胆させるのも可哀相だと「市民100人に聞きました市長候補」を実施。

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?聞き取り調査は学生7名で同市田崎市場、市役所本庁出口、下通新市街、日航ホテル前、健軍商店街で行ったが、対面調査100名目で各調査地にストップ指示をかけたために各調査地での回答市民は均等されたものではなく、また本人が噂として入手した候補も含まれていることをご理解ください。
?下の表は、上の表結果を提示した上で24時間後での調査結果であります。
?ここでの論評、解説は控えたいのですが、先行して候補者に挙がった経済人については、同氏に最も近い同夫人が「主人が出るくらいなら私が出馬する」と笑い、自民党県連幹部の県議は「非自民党候補の支持は困難」とも語っている。


読売熊本のスクープと別紙のヤラセ擬き誤報

2014-07-17 | インポート
 環境立県か、汚染地方なのかー。7月11日の読売新聞による廃棄物の違法保管、埋却についての報道は、これを市民に改めて問うものであった。
 おそらく読者の多くは「市議の違法業務行為」に衝撃を覚えたであろうが、それは書き写しのような後追いの新聞、テレビ報道も焦点はそこにあったと思われる。だが、情報収集能力の裏付けとなる市民からの信頼、それに応える社会正義からの果敢な記者魂も誉められるが、同記者の狙いは後追い組とは異なっていたのではないか。
「まとめて輸送する予定にあった」(違法保管)、「譲り渡した」(再依託違反)、「廃棄物の有効利用」(中間処理業務違反)
 記事はこうした被疑者の見解を並べたが、これは裏を返せば「基本指導から怠っていた監督、指導行政の問題」である。該当業者は創業間もない若葉マークではなく、操業も10年のプロ。大方の中間処理業者が同レベルという見方も予想されるわけで、汚染地方の元凶は指導、監督の地方自治ということになる。
 水俣病を経験した熊本県は、その経験を踏まえて「環境立県」を宣言。ところが、八代市における産業廃棄物の違法大量放置、大津町や阿蘇市における汚泥の違法埋却、投棄と続くが、阿蘇市では福岡県警に摘発を先行された。
 全国紙の記者の中には転勤の際、「天草の町議長による不法投棄では4年間も県は否定し(住民の告発で県警が摘発)、阿蘇では住民が現場検証に入っても県は立ち会いにも出て来なかった」と、県の環境問題を不可解と残して去った。益城町には約100トンのシュレッダーダストが埋却していると住民は語るが、「仮に事実でも法改正前の行為で検証は不要」というのが県担当課の見解。
 同課は出向の若い職員を相談、取材の正面に顎で押し出して対応すると関係者の話題になっているが、彼の将来を社会正義の上で懸念するのも先の被疑者による見解の裏返しである。
 新聞記者は常に市民を背にした取材と、市民に向いての事実報道にあるが、その記事の構成において核心に迫るというのは感性による職業的な記者の技。
 一方、別紙がある種のイベント結果を自治体発表として載せたが、たまたま関係者に接触していたこともあって疑問を感じて確認すると、同自治体は「主催者側からの資料を提供しただけで、率先しての情報でもなかった」と回答。
 間違った成果を意図的に報告(準備)し、そこへ主催者側が記者を上手く誘導しての記事という見方もされるが、自治体との利益関係を背景として考慮すると、「ヤラセ擬きの誤報」という批判を妥当だと断定はしないが、否定もできない・・。


拝啓 熊本のマスコミ様・・・東京五社会発信の保存版メッセージ

2014-06-13 | インポート
 指名入札が元凶とか評された上天草市の贈収賄事件について、承知していないはずの東京政治部と同社会部の官庁クラブ詰めの新聞記者が、申し合わせたように同事案の裏情報を逆輸入の形で送ってきた。贈収賄事件の前に現地同業協会幹部による強要(圧力)事件があったか否か。天草広域ごみ処理施設の建設計画での今回の容疑者における立ち居地とは何か。一部週刊誌で報じられた某代議士を巡る裏金とは、どういう人脈構成にあったか。
 こうした話を政治判断した結果、毎朝桜新聞熊本総局は説明抜きの形で本社から示唆されて記事の変更に走った、という結論に情報交換は至ったが、後は地元クラブ詰めの記者さまらの洞察力、推察から実証への労力に期待してと、固有名詞付きの添付で届いたメッセージが限定された人への保存版(22014・6)ニュース。


事件は現場で起きている 漁協長の密漁?

2014-06-05 | インポート
 5月連休前、熊本海上保安部は密漁(違反操業?)容疑の捜査で上天草市竜ヶ岳町に入った。家宅捜索を受けたのは同容疑の掛けられた漁協長宅、樋島漁業協同組合、それに同容疑者と取引関係にあった同町の水産物販売業者。
「日頃から常習者という噂もあって、関係の水産物取扱業者は帳簿まで持って行かれたというから量もナマコ、イワシ等、それは半端なものではなかった。だからタレ込みもやむにやまれぬ心情からだったと思われる。それに、摘発されたのが漁協長の子息で、市議でもある漁協長の責任は免れないのではないか」(現地住民談)
 現地では、先に公共工事を巡って贈収賄事件も摘発されたこともあって、この密漁の話で大騒ぎなのだが、上天草市でも同町を一歩外に出ると話は初耳の状態。
 海上保安庁は領海侵犯、海難事故等は会見発表しても、密漁に関しては市民のレクレーションを兼ねた所有権不在のアサリ採り、また告発、告訴を有する漁業調整規則違反まであって会見発表しないというのが原則。そこで佐賀、石川県等で報道された「違法操業」は記者のスクープ。
Image(写真は今回の事件とは無関係の参考写真)