熊本レポート

文字の裏に事件あり

天草オンブズマンの大義と正義からなる住民訴訟への希望と遠き端からの注文

2023-10-18 | ブログ
 日本の各界で活躍を終えた者、その途中にある天草出身者から郷土に向け、「天草の良識、常識はどうした!」と怒りが飛んでも「ウン」も「フン」も出なかった。


(議会で新たな中継基地建設まで官製談合を暴露)

 関わりのない振りで通したい極々一部は推定出来るが、ほとんどは潮風にもそれを感ぜず、また我が身の損得には無関係だと軽く己の腹で判断し、涼しくなる秋を待つといった風土からの半永久的な離島過疎地の性格。
 ところが「正義、大義」で動く人物が居た。市民オンブズマン代表の中田統氏で人権、平等といった一部の権利を主張しての左翼的な市民オンブズマンとは異なり、元熊本県警出身者らしく、そこには大義が在り、社会正義への魂が在った。
 その大義、社会正義とは何か…。
 こちらもアホに染まるくらい、約2年間も検証して来た天草広域連合の入札疑惑問題で、新ごみ処理施設事業に対する大疑惑解明に在る。
 先ず大義も社会正義も1人相撲で終わればパフォーマンスで片付けられるだけでなく、真の正義も敗北する事になる。それこそ疑惑と思う者の全てが、皆んな東シナ海の夕陽にアホへ染まる訳だ。
 先ず同連合の監査委員が、先に述べた極々一部の中の3人だと仮定、勝手に想像すると「住民監査請求」は不受理となる可能性が大。
 その点で中田氏が、「住民訴訟も念頭」との住民監査請求は正解。
 そして、ここで最も重要な点は社会正義で立ち上がる仲間、住民を5、6人は揃える事に在る。先述した通り、失礼な表現ながら風土的に一番厄介な課題だが、これが達成されなければ大義も正義もそこにはなく、更に失礼ながら1人相撲に終わると想定。
 幸いにして住民訴訟に向けたメンバーが揃えば各疑問、問題点について開示請求等を含め、各資料を揃え、改めて検証しての問題点の理解に在る。反論されて、それを論破が出来なければ訴訟原告の資格を有しないとなる。
 ここまで覚悟が在るなら優秀な弁護士も有するが、そこには費用の問題も浮上する。
 幸い案件から市外にも寄付を募る事は可能と想定するが、そこにはネットでのクラウドファンディングの活用が有る。該当問題で怒っている天草出身者らも、ここまで来たら支援すると想定。
 また訴訟段階での戦術だが、最初から種は明かさぬ事で戦略、戦術の段取りは必要。
 さて該当事案について、ここで相手を違法だと決して断定はしないが、公正取引委員会や会計検査院も注視している以上、容疑は極めて濃厚とは言える。また、それ以上、以下の機関も該当事案に注目しているのは確かで、その段階、段階で出て来ると予想。
 そうした事態を想定して、何故に組合議員、市議会議員の中から誰も腰を上げないのか、天草17番目の不思議な点だが、仮に彼らの中の誰かが腰を上げたら、中田氏には城主を明け渡す度量も必要。即ち、大義、正義は貫き、確実に果たす事に在る。
 そもそも技術評価31・54点、落札率99・7%の落札を「立派」と評価し、それを自民党のLGBT法案化の如く、ドサクサ紛れで党議員に認めさせたのと同じく問題だが、真の問題点は「我が政界入り」で動いた駐日米大使と同じく、不可解な落札までの疑惑一杯のそこまでの過程。これは祝杯を貰って、一夜で調整、妥協といった非論理的な話で片付くものではなく、どこまで行っても疑惑容疑の7項目。
 その点の解明に在ると天草市民オンブズマンの住民監査請求への発起へ感激し、住民訴訟への期待として失礼ながらの注文とした…。

アイツは立派が2年して「やっぱしクソ」と一変する益城台地東土地区画整理組合理事も目くそ鼻くそ

2023-10-10 | ブログ
 2年程前(021年11月)に報じたレベルの極めて低過ぎた「益城台地東土地区画整理組合のクーデター」が、予想通りの大後悔の様相を見せ始めた。
 改めて振り返ると、坪単価10万8000円で熊本県の開発許可も下り、開発(売買)寸前であったにも拘らず、根拠のない「公金横領」、「利権漁り」で組合執行部、開発業者を誹謗中傷して攻めた男が、下僕を使って「坪15万円を約束する」と、益城台地東土地区画整理組合の組合員の間を走らせた。
 その現理事らが発した売り言葉が「福永、岩村は実に立派。1反3000万円と約束する執行部とは異なり、1反4500万円で売って見せると約束する訳で、これは1反で新築家を1軒プラスするような話」と、子供らなら太鼓を叩いて小躍りするような話。確かに小躍りしてクーデターに参加した訳で、失礼ながら同組合員は俯瞰の機能を働かすなど無理な判断力では子供。
 扠、ここで立派な期待される人物と、その名指しされた福永氏とは誰かだが、このクーデター(本人は刷新と主張)を図ったアイ_ウッド代表の福永力三氏で、岩村氏とは後で同土地区画整理組合の組合長席に座った岩村久雄前益城農協長。
 今では詐欺師のようなこの扇動が、160名の大方組合員を子供のような感じで動かして組合長、副組合長、そして開発会社の菅組(大分)を追い出した訳で当時、本紙では冒頭のような見方にあった。



 その第1の理由は当時、「段差のある現地だけに造成費が10万円で、また市街地から遠い東部の現地となると坪25万円では開発採算が無理」と、開発会社が揃って出した厳しい見解。
 第2の理由は、開発許可を下す熊本県担当課の職員が個人的な意見と断った上で、「許可は無理」(詳細は略)と語った点にあった。
 だからという訳でもなかろうが、2年を経過しても同組合からの県への計画案は未提出。
 一時、「開発がストップしているのは益城町、西村町長が壁となっている」との声も挙がったが、そもそも県への「計画案」も未提出で、まして一部単独開発など土地区画整理組合の趣旨に反する訳で、責任転嫁も甚だ見当違いで、論理的に筋の通らぬ駄々っ子の愚論。
 普通、誰でも現状を「自業自得」と見るが、組合員の過ちが原因でも、ハッキリ言って「孫やひ孫の時代までの夢物語」であっても、その夢を見させて貰っただけでも幸せ、それが外野席からの見解。
 ところが、もう1点、忘れてはならない問題があった。
 それは前開発会社の菅組から訴えられていた1億5000万円の損害賠償請求。
 これについては、ラブホの王様、業績の良いアイ_ウッドからして、1億5000万円の支払いは福永氏にとって極めて軽い話と、そういう読みにあった。



 ところが、だ、ここに来て同組合理事から「総会」を求める声が挙がっていると、益城町からそんな噂が飛び込んで来た。
 福永理事が1億5000万円について、「各理事で2500万円(未確認)づつ負担」という提案を出して、そこで「不承諾」と総会の開会を理事らが求めた。
 総会が開かれるか否かは後述するが、理事らが好むかどうかはともかく、福永理事の提案は組合法からだと妥当とも言える。
 そして続いて肝心の福永氏が、「理事(副組合長)を辞める」と
言い出したという一報が入った。ウクライナの戦場から総引き上げした、ロシア民間軍事会社の故プリゴジン氏のような言動。
 度の過ぎた目茶苦茶な内部対立だが、これが「益城町に救済を求めて駆け込んだ理事」という噂となると最早、餓鬼以下のレベル。



 町の一大事だと、益城町がこれに取り合ったら、全国から西村町長は笑い者になるが、むしろ逆に損害賠償請求をしたい益城町からすると、その該当組合に対して「内紛は無視」というのが常識で当然。
 同組合を考えると、仮に総会が開かれるなら、先ずはクーデターで追い出した前組合長、副組合長に対する土下座謝罪が人間として組合員に求められるが、これが正論。
 続いて現実論で述べると、一部理事らが求める「総会の開会」は、軽く乗ったクーデター時の烏合の衆を考えると、組合全員が求める総会なんて、先ず見通しが立たないのは想定内。
 裏を返せば、福永氏が全組合員に対して、賠償請求について「全組合員に200万円づつの負担」を求めたなると、「総会」という声も挙がるが、理事間の問題では彼らには損得がなく無関係。よって総会は、当分は開かれない。
 続いて理事間の「負担金は拒否」、「理事は辞める」という怒りだが、第三者で失礼な見解ながら「金に成る見通しがない組合で理事の無価値は勿論、負担金など溝に捨てるような話」というのは当然。だが、クーデターの時点で賠償請求は承知のはずであって、それを1人で負うか、それとも溝に捨てるような金を理事全員で負担するかは裁判の結審、期日との勝負。
 しかし「立派」が2年して「やっぱしクソ」に一変しては、そんな見方をするのも目くそ鼻くそ…。
 

7割がアホなんて信じたくない天草広域連合の中継施設ダストドラム

2023-10-09 | ブログ
 各界で活躍を終えた、また活躍中の天草出身者らが揃って故郷を「恥を知れ」と酷評する天草だが、純粋な若者を中心にした住民3割には失礼ながら『大義も正義もない天草』は、どうも事実のようだ。その背景について離島過疎化対策等における農水産業、観光、施設整備への公的支援、そして住民への生活支援、それに公務員及び準公務員的な団体職員の割合から公的支援の丸抱えが生んだ風土だと彼らは分析する。表現は悪いがと断った上で一部のタカリ、また一般的な無気力を考えると、それは否定出来ないと述べた。

(◯◯機関から寄せられた未確認の頑張った人らの相関図)

 確かに法的見解、また倫理的な善悪において相反する側に立った場合、それは何処まで行ってもポジションは同じだが、ところが天草広域連合議会では「料理屋での話し合いで理解、納得した」と、非論理的な見解を見せた2人の議員が出た。即ち、「歩行は右側」が飲食した後、「左側歩行も有り」と変わった訳だ。外野からは差別的な「アホ」という見解まで出たが、そこに2年も関わっていると、こちら側までそれに染まって来る感じがするのも確か。
 さて権益に関わりのない、また社会活動に損得勘定のない天草の高校生、一部住民に紹介したいのが、天草広域連合(馬場昭治連合長・天草市長)の最終段階での疑惑No13である。単純な内容だけに高校生でも、この理解は早いと思われる。
 令和4年8月17日(入札告示)における設計金額(予定価格)335億8500万円は、新ごみ処理施設の建設費と約20年間の同運転事業費である。当然、そこには「焼却灰の20年間分における責任負担」、その処理費用も含まれる。ところが同年11月25日の入札質問及び回答段階で突然、天草広域連合は同焼却灰の責任負担を「5年間に短縮」と発表。
 計画通りの「20年間責任負担」が妥当としていた日鉄グループは、これを不可解に思って入札を辞退。即ち、ここで川崎技研グループの単独入札が暗に決定。
 この5年間に限定された焼却灰の責任負担年の短縮決定は、入札締切日である同年10月3日以後で、これは単独入札となった川崎技研との単独協議において変更されたもので、これは官製談合の疑いが極めて濃厚。
 天草方式で競争入札法を無視しても、この5年間短縮で予定価格の中の15年分(単純試算で約15億円)は何処へ行ったか、そんな疑問が浮上する。仮に「15年間分は別途にプール」となれば、それは今回の建設費及び運転管理費、即ち予定価格から引かれるべきであり、そうなった場合には川崎技研グループの落札率99・75パーセント(入札価格335億円)は、落札率が100パーセントを超えて、入札は不成立となるのが本土、いや日本の公共工事における入札での常識的な見解。
 こうした幾つかの疑惑を無視し、あるいは違法を強引に進めて来たという見解もあるが、その背景は何だったのかとなると、「タコの共喰い(自分の足を食べる)」という見方も出された。即ち、約17パーセントの該当自治体負担分の中で、金の配分調整という信じ難い見解も出る。勿論、メーカーは損してまでキックバックなどしない訳で、そうした意味から町内の税金分を喰うといった「タコの共喰い」は理解も出来るが、それが背景と言われると、信じたくないのも確か。
 ところで、天草市は市議会の内容を動画で公開しているが、果して何割の市民が視聴しているのだろうか。
 先日、鉄鋼系の施設担当者から「天草市は中継基地施設まで本命を決めている」と連絡が入った。
 紹介の6月27日の議会動画を覗くと、中継基地施設の質問をした議員に対して、天草市の市民生活部長は「牛深町はダストドラム」と答えている。



 ダストドラムとは「新明和工業(東京都台東区)が商標登録した中継施設、即ち貯留排出機の製品名」である。
 中継施設建設費は15億円前後と言われるが、市長は天草ケーブルテレビ時代、自ら5億円程度の光ファイバー工事を疑惑の随契受注で経験(何でも有りと錯覚)している点からか、牛深町の中継基地施設は既に「新明和工業のダストドラム」に決定(本命)しているという答弁。
 仮定論だが、天草市で使う車は『センチュリー』と早々と示唆されると、日産やホンダ、スズキが入札を敬遠するのは当然。執行部側がここで「チャンピオンは新明和工業」と示唆した以上、疑惑だと一報をくれたメーカーと同様、他のメーカーが入札を敬遠するのは当然。
 新ごみ焼却処理施設の入札と同じく、約15億円の中継基地施設の入札も単独入札、いわゆる当初から発注先が決められた無競争入札となるが、これは違法ながら天草方式。これが先に述べた「タコ足の共喰い」への準備だとして、それが繰り返されるか否か、2年で知り尽くしたものの触れたくはない天草の風土である…。