熊本レポート

文字の裏に事件あり

オアシス級クルーズ船の八代港寄港と議会より講演会を優先した県議会議員

2016-03-08 | ブログ

 世界2位のクルーズ海運企業である米ロイヤル・カリビアンが2018年、世界最大級のクルーズ船を日本航路に投入する計画にある。
 しかもロイヤル・カリビアンは、熊本県八代港を世界最大オアシス級クルーズ船の寄港地に決め、中国(上海)、香港、シンガポールなどと連結する予定。
 オアシス級クルーズ船は約5400人を収容できる22万トン級で、船内には公園や大型劇場など娯楽施設はタウン並みだ。

 

 イクメンを否定はしないが、その主張者が不倫していたか否かに関係なく、年間3300万円の税金を受け取り、国民の代表として国政に関わる国会議員が夫婦揃って2ヶ月も休むというのは、その立場からしてやはり理解は困難。
 ところが熊本県議会には、その自らの重責を認識出来ない議員がいた。
 インフルエンザでも公務を休む首長は報道される中、議員の出席についてはその信頼に任せ放しにあるが、熊本市選出のM女史は12月議会中において、県外某市の団体主催による講演会に講師として参加し、開催中の県議会を欠席。
 軽視された県議会の中から「懲罰」の声も挙がらなかったことを考えると、「県議会は片手間のイベント」という論評も否定の出来ない感じになるが、そうした資質の低下が県民サイドの責任にあることだけは確か・・・。