健軍神社から東バイパスまでの熊本市東区健軍1丁目と2丁目とを分ける参道約700メートルで、石垣による並木の整備を同神社が始めた。受注したのは黄わだ(壁の土部分に木)建設(黄わだ賢二社長・健軍2丁目)だが、
「工事看板は立っておらず、車道に作業車を停めているにも関わらず交通整理のガードマンも立っていない」
地元住民から問い合わせが入った。
同神社の今丑元則宮司に問い合わせると、
「立て看板は必要ですか。ガードマンの交通整理も必要なのでしょうか」
逆に質問を投げてきたが、公共地と接して公道に影響するとなると施主はともかく、土木業者には常識論。
警察の許可も必要とするし、公的管理事務所での指導を要するのは当然。
翌日、交通整理の警備員は付いたが、工事看板は未設置のままである。
そもそも受注した黄わだ建設は宮大工であって、土木工事の専門業者(知事認可)ではない。当然、施工業者は下請け業者。そこには施工で負を発生させると思われるが、問い合わせの住民は同神社の氏子総代で、その彼が「事業概要は全く不承知」とそこに不満。
これについて今丑宮司は、
「総代会には事後承諾という規定」
不要な申し出だと回答。
ところがこの返答に対して、同氏子総代の住民が意外なことを漏らした。
「事業費についても我々には事後承諾というが、一方では三島(良之)市議が熊本市への委託工事で暗躍している。それはどうなんだ」
暗躍とは聞き捨てならぬ話である。
彼の話によると、「道路新設を三島市議会議員を通じて熊本市に委託」というのである。
これだけでは話も呑み込めないので、熊本市土木部管理課から入ると、「東部土木センター」と示唆され、同維持課も詳細不明で同工務課へ回された。そして同工務課でやっと、その暗躍の意味が解けた。
同参道は真ん中の車道が市道で、それは熊本市の管理下にあるが、並木の約2メートル幅は健軍神社の私有地。
立ち木に沿って石垣で整備すると、車道との間に約1メートル幅の空き地が生まれる。
そこを歩道として市に整備して欲しいというのが健軍神社側からの目線で、同市、いや東部土木センターの工務課はそれを協議の上で了解。
これに尽力したのが三島市議会議員。
「マリスト学園の通学路であり、地域住民にとっても生活路になるわけで、歩道の新設は必要と判断」
同工務課の見解。
おそらく現場を承知していない市民は、その説明に誰もが納得する。
ところが近隣住民や現場を知る者には、その理由が取って付けた詭弁としか思えないのだ。
写真で説明するが、立ち木の並木に沿って車道とは反対側に約2メートル幅の既存の歩道が存在していて、何で新たな歩道が必要かという疑問が浮上する。
まして車道と並行しての歩道となると、そこには危険性も生まれる。
危険で不要な歩道が、なぜあえて必要なのかである。そこに尽力が、理由として「暗躍」に替わった噂があるのではないか。
健軍神社の予算化計上は、想定歩道を含めての整備費である。その一般論で推測すると、そこには工事費が重複するという疑問符も打たれる。
そこに氏子でもある住民の趣旨が、今回の問い合わせにあったのではないか。
1平方メートル当たり約1万5千円(業者試算)とすると、工事想定額は約1千50万円。儲け者と損する側の推定金額である…。
「工事看板は立っておらず、車道に作業車を停めているにも関わらず交通整理のガードマンも立っていない」
地元住民から問い合わせが入った。
同神社の今丑元則宮司に問い合わせると、
「立て看板は必要ですか。ガードマンの交通整理も必要なのでしょうか」
逆に質問を投げてきたが、公共地と接して公道に影響するとなると施主はともかく、土木業者には常識論。
警察の許可も必要とするし、公的管理事務所での指導を要するのは当然。
翌日、交通整理の警備員は付いたが、工事看板は未設置のままである。
そもそも受注した黄わだ建設は宮大工であって、土木工事の専門業者(知事認可)ではない。当然、施工業者は下請け業者。そこには施工で負を発生させると思われるが、問い合わせの住民は同神社の氏子総代で、その彼が「事業概要は全く不承知」とそこに不満。
これについて今丑宮司は、
「総代会には事後承諾という規定」
不要な申し出だと回答。
ところがこの返答に対して、同氏子総代の住民が意外なことを漏らした。
「事業費についても我々には事後承諾というが、一方では三島(良之)市議が熊本市への委託工事で暗躍している。それはどうなんだ」
暗躍とは聞き捨てならぬ話である。
彼の話によると、「道路新設を三島市議会議員を通じて熊本市に委託」というのである。
これだけでは話も呑み込めないので、熊本市土木部管理課から入ると、「東部土木センター」と示唆され、同維持課も詳細不明で同工務課へ回された。そして同工務課でやっと、その暗躍の意味が解けた。
同参道は真ん中の車道が市道で、それは熊本市の管理下にあるが、並木の約2メートル幅は健軍神社の私有地。
立ち木に沿って石垣で整備すると、車道との間に約1メートル幅の空き地が生まれる。
そこを歩道として市に整備して欲しいというのが健軍神社側からの目線で、同市、いや東部土木センターの工務課はそれを協議の上で了解。
これに尽力したのが三島市議会議員。
「マリスト学園の通学路であり、地域住民にとっても生活路になるわけで、歩道の新設は必要と判断」
同工務課の見解。
おそらく現場を承知していない市民は、その説明に誰もが納得する。
ところが近隣住民や現場を知る者には、その理由が取って付けた詭弁としか思えないのだ。
写真で説明するが、立ち木の並木に沿って車道とは反対側に約2メートル幅の既存の歩道が存在していて、何で新たな歩道が必要かという疑問が浮上する。
まして車道と並行しての歩道となると、そこには危険性も生まれる。
危険で不要な歩道が、なぜあえて必要なのかである。そこに尽力が、理由として「暗躍」に替わった噂があるのではないか。
健軍神社の予算化計上は、想定歩道を含めての整備費である。その一般論で推測すると、そこには工事費が重複するという疑問符も打たれる。
そこに氏子でもある住民の趣旨が、今回の問い合わせにあったのではないか。
1平方メートル当たり約1万5千円(業者試算)とすると、工事想定額は約1千50万円。儲け者と損する側の推定金額である…。