花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

川俣から栗山の月山へリンドウ撮影に向かう

2018年10月11日 13時01分56秒 | スポーツ・トレッキング
山王林道の紅葉を見て下り、川俣に着くと、ほとんど青葉なので噴泉も見ず
途中で川俣ダムの瀬戸合峡の紅葉の様子を見たら、こちらもやっと色づきが
始まったばかりのようなので、そのまま素通り。

お寺さんの前で右折して月山に向かうと、山に入ってすぐ異様な光景を目にした


山の斜面に、白い棒が無数に立っている。
以前、鹿の食害予防に白いテープを巻くという話を聞いたが、それと
同じようなものだろうか、真相は不明だが植林地だとは思う


見渡すかぎり白い棒の斜面

台風で道が荒れていると思っていたが、それほどでもなかった
この辺は日蔭牧場の中を走るので、牧場の人や栗山ダムの人が整備している
のかもしれない。

左に夫婦山(めおとやま)の登山口を見て進むと、ホラー映画に出てきそうな
夫婦トンネルがあり、薄暗くて狭いし、U字型に曲がっているので先が見えない

対向車がないことを祈りつつ、ゆっくりと走っていく。
幸い不気味な奴に合わずに出口に着いた(笑)


月山の登山口となる栗山ダムの広場に着いた。
トイレによって手を洗おうとしたら水が出ない。ダムの下なのに(笑)

後ろを向くと、いつもは見えている女峰山の山並みが、厚い雲に隠れて
見えなかった

月山に向かう林道を上っていくと、折れた若木が傷跡も痛々しく、数本
転がっていた。

林道周辺には藪に囲まれてリンドウの花が点々と咲いている
しかし、暴風で傷んだのか、花弁に傷のついたものがあった。

以下の写真は、林道と日蔭に下る車道で撮影したもので、順不同です






数は少ないがセンブリも数株咲いていた


リンドウは雄蕊が先に熟する雄性期とめしべが後から熟する雌性期があり
(自家受粉を防ぐためと言われている)
この花は、柱頭に花粉のようなものがついているので雌性期だろう
その頃は、雄しべは委縮してしまう哀れな存在(笑)


笹に埋もれるようにして咲く、濃色タイプ


すじのない真っ白なセンブリの蕾があった。




本来なら、紫センブリを見に高座山に行く計画もあったが、倒木で鳥居地峠に
車で入れないというので、断念した。現在は通行できるらしいが。

ムラサキセンブリは、夜も花を閉じないと何かに書いてあったが、夜に
来る昆虫なんかいるのかな 謎だ








センブリの株


センブリとハナアブかな