花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

空き地のカリガネソウようやく開花

2018年10月14日 20時02分13秒 | スポーツ・トレッキング

空き地に植えたカリガネソウがようやく開花した。
他では全部終わっているのに、やれやれ。

昔、戦場ヶ原で見かけ、その奇妙な花の形が心に残った
ただ 咲き残りで、1~2輪だけだったので、どんな形で咲き始めるのか
興味があった。

今年、ニッコウキスゲを仕入れた野草販売店で、この花の苗を見つけたので
試しに植えてみた。

野草を育てる知識も経験もないので、鹿沼土だ赤玉土だとか、訳も分からず
買って、いい加減な割合の土づくりで植えたのだった。

草丈が大きく育ったころ、空き地に行くと、人糞をまいたような匂いが
するようになった。

最初は、何が原因かわからなかったが、花が咲いたので、花の特徴を調べ
ようと、図鑑を見てみると「山地や原野の林縁などに生える多年草で
強い臭気がある
ゲーッこいつが原因だったのかよ。(笑)

花の場所を変えないと、毎年田舎の香水をかがされる。
なにしろ今はどまんなかに植えているので、大変である。
認知症の嗅覚テストをこれでやれば、私にもわかるんだが(笑)


カリガネソウ(雁金草)、クマツヅラ科カリガネソウ属
分布、北海道、本州、四国
和名は、雁が飛んでいるような形からこの名がある


雄しべは下向きに曲がり、長さ3~3.5cm、花柱とともに
花の外に飛び出す。


花冠の先は5裂し、裂片の下側は特に大きく、反り返る


二輪咲いた中で、一輪は下向き加減なので、やや上から
撮影すると、花冠の基部に毛が多い


カリガネソウの蕾、基部に毛があるのがわかる

こんな臭い花にどんな昆虫がくるのだろうか。


ホトトギスに来ていた昆虫

筑波山に行こうと出かけたら、県道45号線でロードレースがあると
通行止めになり、迂回させられたので、行く気が失せて、空き地の
草刈りを2時間ほど行った。
そのおりにカリガネソウの花が咲いているのに気が付いた。



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