監督:佐藤純彌
原作:吉村昭
出演:大沢たかお・長谷川京子・柄本明・生瀬勝久・渡辺裕之
加藤清史郎・渡部豪太・ 須賀健太・ 本田博太郎・温水洋一
北村有起哉・池内博之・榎木孝明・西村雅彦・伊武雅刀
北大路欣也ほか
上映時間:137分
幕末の歴史に大きな影響をあたえた幕府大老・伊井直弼暗殺事件「桜田門外の変」の
実行部隊のその後を描いた本格時代劇
本格派時代劇、悪く言うと地味目な作品だった。
エンターテイメント色はほとんどナシ。
時間をさかのぼって、黒船来航のことや水戸藩主のことにふれて
時代背景を分からせようとしてるのかもしれないけど、
ちょっと分かり難いなー。
水戸の脱藩浪士が、どうしてそこまでやったのかっていうところにドラマ性が
足りないような・・・。
あんまり入り込めない前半
後半になって大沢たかお演じる鉄之介が一人になってしまってからの方が
見ごたえがあった。
桜田門外の変から明治維新までたった8年しかなかったんだー。
幕末は、新選組、徳川、薩長同盟と目線ごとにドラマがある。
大沢たかおさんが、多くの犠牲をだしてまで伊井直弼を暗殺する意味が
あったか?ってつぶやくところがあったけど、
本当ににそう思う。
大老を暗殺しなくても江戸幕府は衰退ししていったかもしれないけど、
この事件がきっかけになったのかもしれない。
どっちなのかね。
最後に桜田門の今と国会議事堂の映像でしまったのがよかったな。
観終わったら売店が閉まっていてパンフ買えなったけど、
須賀健太くん、池内博之さんとかが出ていたんだってね。
須賀健太くんすっかりオトナになちゃって。
わたし的にはハセキョーの芝居がどうも好きじゃないk
なんかしっくり来ないんだよね。
茨城にあるオープンセットも見にいかなくちゃん