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『ナイト&デイ』

2010-10-27 23:46:06 | └映画のこと


@ワーナーマイカル東武練馬

原題:KNIGHT AND DAY
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード
上映時間:109分

底なしのドンガラがっしゃんモノ、久しぶりに観たなー。

裏切りものなんだか、いいもんなんだか分からない
トラブルを引き起こすスパイ・ロイにトム・クルーズ
空港で偶然出会ったジューンにキャメロン・ディアス

いきなり飛行機のなかで乗客パイロットみんなやっつけちゃって不時着するっていう
マンガちっくな無謀な展開。
大丈夫かーと思ったけど、コレがなかなかのデキ。

ジューンが薬で眠らされているあいだに、ロイが敵をやっつけて、
いつのまにかボストンから雪のアルプス、オーストリアの列車、
ザルツブルグの高級ホテル、スペインへとめまぐるしく移動していく。
どうやって移動したの?っていうツッコミをあたえる隙のない
テンポのよさ。

景色が変わるから視覚的に飽きることがない。

キャメロンの黄色いドレス、ホテルで着ているガウンも素敵。
華奢なデザインのシャンパングラスもキレイだったー。
あんなグラスでシャンパン飲んでみたいと思ったけど、
きっと飲みにくいな。

スペインの街を闘牛とバイク走行するシーンとか、
トムがビルから飛び降りるシーンってスタント無しらしい。
トムってば、ジャッキーなみにやるのね。

最後も気持ちいいエンディング
久しぶりにトム・クルーズかっこいい~って思った。

観てヨカッタ。


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『外科医 須磨久善』海堂尊

2010-10-27 00:04:12 | 本のこと


水谷豊さん主演でやったドラマもおもしろかったけど、
それとは違う側面から海堂尊さんの文章を通して須磨先生のマインドが
伝わってきた。

日本人で初めて海外で心臓の公開手術を行ったとか、
オリジナルの術式を考案したとか、
もちろん日本で初めてバチスタ手術を成功させたとか、
とてつもない人。
“神の手”をもつ人
ひとところにとどまらない人

医者という仕事を選んだのは、自分が医者になっている夢をみたのが
きっかけだったそう。

後半のほうに、『チームバチスタの栄光』で医療監修をして
キッカワがオペシーンでNGを出しているときに
“ロックでなくバラードを歌うように”ってアドバイスをした、っていう
エピソードが書かれている。
この話を映画公開当時に聞いたときに
きれいなこと言うなぁと思ったけど、
この本のなかでも須磨先生の言葉は分かり易くて力がある。
医療のことを日常のことにおきかえてわかりやすく伝えてくれている。

「本物には一瞬のうちに引き込まれる。
自分が悲しんでいようが、腹を立てていようが、
それを見た瞬間に、その世界に引き込まれたなら、それは本物」

「人が自分をどう思っているとか、
ひそひそ話の中味みたいな問題よりもはるかに、
自分が自分の行為をどう思うかの方が大切」

文庫になったら買いたいなぁ。


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