鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

鉄ちゃん爺やの  デジカメ散歩  (大和路を行くパート1)

2012-06-24 21:17:13 | 日記
貴重な梅雨の合間を利用して奈良へ行ってきましたんや。

ならまち(奈良町)が若い人に偉い人気だそうでんな。

暫く観てないので出掛けてみましたんや。


(奈良市のマンホールの蓋)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


ならまち(奈良町)辺りだけはマンホールの蓋もカラーで奇麗でっしゃろ。

ならまち(奈良町)ちゅう地名は奈良市内の地図を見てもおまへんで。

元興寺(がんごうじ)ちゅうお寺の境内が江戸時代以降に町屋になり
現在も江戸時代後半から明治時代頃の建物が保存されてまんねん。


(餅飯殿センターのアーケド)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(下御門通りのアケード)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


この辺りは土産物や雑貨を売る店が多いですな、奈良町(ならまち)は通りから
曲がって東西の通りに出ないと味わえませんよ。


(漢方薬 菊岡さん) 


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


創業800年の老舗で三条通りにあったそうですが、ここ奈良町で江戸時代の
町屋を買い取り改装して最近に移転されたそうです。

平安時代からここ奈良市内で商売をしてはったなんて想像もできまへんな。


(ならまちの風景)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


面白いポスターが掛かってまっせ。

今月だけの奈良町のイベントのようでんな。



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(これも招き猫のようです)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


それじゃ元興寺(がんごうじ)へ行きまひょう。

わてもお寺が在るのは知ってましたんやけど世界文化遺産とは知りまへんでした。


(真言律宗  元興寺の東門) (重要文化財でっせ)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


奈良町にある小さなお寺やと勘違いして何度も素通りしてましたわ。

入場料430円、パンフレット見てビックリしましたで。

この東門も室町時代に東大寺の西南院から移し替えた重要文化財ですし
内部の極楽坊という本堂とその奥にある僧坊はなんと国宝の建造物でんがな。

奈良市内には東大寺や興福寺あるいは薬師寺や唐招提寺と有名な寺院が
ごく自然に建ってまっさかいに気がつかへん国宝がおまんねんわ。

準地元に住んで居ながら、こんなお恥ずかしい事が有りまんねんで。


(国宝  極楽坊本堂) (鎌倉時代の1244年に改修)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


元々は飛鳥に在った法興寺ちゅうお寺を西暦718年(養老2年)に
平城京に移設したそうですわ。

鎌倉時代の改修でっけど内部や瓦の一部には奈良時代の物が
使われているという訳で国宝ちゅことも納得しま。


(ご本尊は 智光曼荼羅です) 


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


このご本尊として吊り下げらている浄土変相図が有名な智光曼荼羅で
建物に極楽坊という名前を付けて祀られているようですな。

写真撮影は禁止やと思いまっけど誰も見てへんので失礼させてもらいまひょ。


(元興寺 左側の僧坊と右側は極楽坊の裏手)  (両方とも国宝でっせ)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(裏側から撮影した 国宝の僧坊)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


パンフレットによると元興寺(2千町歩)は奈良時代には東大寺(4千町歩)に
次ぐ墾田を給付され格式は東大寺に次ぐ第二位の高い位置を占めたそうですわ。

薬師寺や興福寺が各千町歩で法隆寺や四天王寺が各五百町歩だったそうな。

中世に興福寺が勢力を増し鎌倉時代以降は元興寺は衰えたようでんな。


(元興寺の ご朱印)  (智光曼荼羅)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


ほな~ 奈良町の方へ戻りまひょかな。


(奈良町に残る 江戸時代の道標)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


右が「かすが」=春日大社 「大ぶつ」=東大寺

左が「なんえん堂」=興福寺・南円堂 「さるさわ池」=猿沢の池


(招き猫が店先に飾られてますよ)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(奈良町の土産物雑貨店)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(奈良町の お洒落なカフェ)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


一寸だけ歩き疲れたので小休止させてもらいまっせ。

疲れた時には甘いものが最高でんな~ ご免なっしゃ~



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(こんな暖簾も売ってまっせ) (にゃらまちねこ祭のイベント?)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(重要文化財 今西家の書院)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


興福寺の塔頭で大きな勢力を誇った大乗院に仕えた寺侍か寺役を勤めた
旧家が自宅や庭を一般公開しているようでんな。

大乗院は室町時代まで興福寺を操るぐらいの勢力を誇り
代々の門跡は藤原の五摂家の中から選ばれたそうです。

明治初年に逼塞し現在は大乗院の旧庭園けが復元されているようですわ。


(旧 大乗院の庭園)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


林の奥に屋根だけが少し見えてるのは奈良ホテルで江戸時代までは
大乗院の敷地だったそうでっせ。

文化庁が敷地の一部を買い上げ庭園として保存したようでんな。



photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


(招き猫の売り物ですよ)


photo by kuroda0729 from OCNフォトフレンド


ほな~ 今日はこれでお仕舞いにしまひょ。

次回はここまで来たので興福寺の方を紹介させてもらいまっさ。

おおきに~  ほな、さいなら~