鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

鉄ちゃん爺や   有馬温泉で同窓会

2016-04-02 15:52:13 | 旅行
久しぶりの有馬温泉へ行ってきましたで~♪

関西の奥座敷とも呼ばれ、大阪市内から約1時間
神戸市内からだったら約30分でこれますんや。

鉄ちゃん爺やも昔は会社の慰安旅行などで
良く利用しましたんやけど、25年ぶりかも?

(有馬温泉 兵衛 向陽閣)








      (兵衛 向陽閣さんのHPより 拝借)

      
      (兵衛 向陽閣さんのHPより 拝借)

有馬温泉は古くから知られた温泉で、日本書紀や
枕草紙にも記載されているそうでっせ。

豊臣秀吉が千利休などを引き連れて、たびたび
訪れ茶会がもたれたと記録にも残ってますんや。

私の宿泊した「兵衛」は豊臣秀吉公から名前を
授けられたと称する、由緒正しい旅館なんだって。

(有馬温泉の 兵衛 向陽閣 一の湯)


      (兵衛 向陽閣さんのHPより 拝借)

有馬温泉の湯は、湧きだした時は無色透明でっけど
空気に触れると酸化して、赤茶色に変わりますんや。

それで昔から「金泉=きんせん」と呼びまんねん。

酸化しない「銀泉=ぎんせん」もあるようですわ。

この金泉・銀泉は有馬温泉が商標登録してるんだって。

最近の研究では有馬温泉の湯は瀬戸内海ではなく
南海トラフの太平洋から潜り込んだ海水が
有馬附近の断層の割れ目から湧き出しているとの説。

ここは標高で300m~350mぐらいの山麓。

(有馬温泉の 温泉街)



有馬温泉には「坊」の付いた旅館やホテルがおますんや。

鎌倉時代の1191年(建仁2年)吉野の僧・仁西上人が
薬師如来の十二神将をかたどって、十二軒の湯治宿を建てた。

中の坊・北の坊・奥の坊・角の坊などの名前を付けたそうで
現在もその名前を引き継いでいるので「坊」が付けられた
旅館やホテルが有馬温泉に現在も存在しているんだって。

因みに兵衛・向陽閣は昔は北の坊と呼んでいたそうですわ。 

それでは、鉄ちゃん爺やの小学校の同窓会をお見せしまひょ。

(有馬温泉 兵衛・向陽閣にて 同窓会)









鉄ちゃん爺やは男性軍の奥から3人目に座ってまっせ。

紅顔の美少年や美少女も、まもなく後期高齢者でおます。

60年ぶりに再会した方や、鉄ちゃん爺やは暫く関東に
単身赴任していたので、20年ぶりの同窓会だったのかな。

ここ数年で、恩師や同級生が4~5人亡くなられたとか。

次回は2年先の喜寿に再会を願って、一夜の宴でした。

最初は名前と顔が一致しない戸惑いを覚えながらも
お酒が進むと、昔の幼馴染に戻った同窓会でした。

2年先も14名が全員そろって再会を願いたいでんな。



それでは、翌日に撮影した温泉街を紹介しまひょ。

(ねね橋 & ねねの銅像)



ご存じ太閤秀吉さんの正室「ねねさん」でおます
川向の湯けむり公園にある「秀吉さん」を眺めてはりまぁ。

有馬温泉では良く知られた撮影スポットでっかな。

(湯けむり公園 & 太閤秀吉の銅像)







(有馬川の 親水公園)





この日は朝から雪混じりの雨が降ってましたんや。

だから親水公園は立ち入り禁止で上からの画像のみ。

奥が六甲川で右手から湯川が合流して、ここからは
有馬川と名前が変わり、しばらく北上して
三田市の手前で武庫川の本流に注ぐようでんな。

(有馬温泉の 温泉街)







(有馬温泉の入口 太閤橋)



橋の向こう側にバス停がみえてまぁ、JRなど路線バスは
ここが終点で、阪急バスのみは温泉街に乗り場がおまっせ。

阪急バスさんは昔から宝塚や大阪からバス路線を持っていたので
現在も温泉街に乗り入れる、権利をもっているようでんな。

(神戸電鉄 有馬温泉駅舎)







(有馬温泉の マンホールの蓋)



有馬温泉の街外れにロープウエーが有って六甲山へは
簡単に登れるようになってますんや。

雨が降らなければ、六甲山へと考えたようでっけど
雪混じりの雨では、視界も悪く諦めたとの話。

それでは~ 兵衛・向陽閣さんの旅館へ戻りまひょ。

(横山大観さんの 絵画)



横山大観さんが宿泊された際にお願いして描かれた物で
おそらく、本物でお値段も凄く高価なものでしょうな。

(兵衛 向陽閣 温泉への通路)





(有馬温泉 中の坊 瑞苑)



中央の湯煙が見えるのが有馬温泉で老舗の高級旅館。

中の坊・瑞苑さんで、12歳以下の子供連れでは
入館できないという、珍しい旅館として有名なんでっせ。

なんでも大人の方が、ゆっくりと、おくつろぎ頂く宿で
お子様連れのお客様には、姉妹館の有馬グランドホテルを
ご利用くださいませだって。

因みに1泊が1名 3万円~5万円ぐらいしますかな。

(鉄ちゃん爺やが 宿泊した13階から撮影)



丹波方面の山並みが一望できるようなお部屋になってまぁ。

手前に見えるのが阪神高速の北神戸線で左へ約15kmほど
進むと、明石大橋を渡り淡路島や四国の鳴門方面へ行けまっせ。

(有馬温泉の名物 炭酸せんべい)





(有馬温泉 名産品 人形筆)



筆の穂先を下に向けると、上の方から人形が出てきます
穂先を元に戻せば、人形は内部に格納される仕組みでんな。

(南蛮 鎧兜)



九鬼家に伝わる家宝で豊臣秀吉公から拝領したとの説。

江戸時代は、近くの三田市のお殿様だったそうです。

(阪急バス 有馬温泉乗り場)



このバスで大阪の梅田へ戻ることになりましたんや。

今日はこれでお仕舞にしまっさ。

次回は鉄ちゃん爺やの、地元の桜を紹介させてもらいまひょ。

ほんなら~ これで、さいなら~♪