鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

春日大社を デジカメ散歩

2017-02-05 17:03:41 | 京都・奈良
(近鉄電車 & 阪神電車の並列)(近鉄奈良線・西大寺駅にて)


(近鉄・奈良線 西大寺駅名標)


この日は近鉄電車で奈良の春日大社へデジカメ散歩でおます。

西大寺駅は近鉄電車が奈良線と京都線がクロスする駅で
阪神電車も神戸の三ノ宮から相互乗り入れしてますんや。

(関西で 大評判・駅のベンチ)


線路とベンチを90度向きを変えたら転落事故が減少!

この向きを変えたベンチでの転落事故は聞いてまへんで!

酔っぱらい客の多い駅から優先してるんだって!

そんな訳で関西ではJRも近鉄さんも急ピッチで改良中!

(近鉄 奈良駅前)




(行基菩薩像) (近鉄奈良駅前)


(春日大社 祝・正遷宮の提灯)


伊勢神宮では式年遷宮(せんぐう)と言いまっけど
春日大社では式年造替(ぞうたい)と呼びますんや。

でも~ 横幕には祝・正遷宮と書かれてまんな?

細かいことなど、どっちでもよろしおますけど。

2015年~2016年秋に完了したそうですわ。

前回に訪れた際には工事中でしたので、今回は
本殿まで入場して、デジカメ散歩をと考えましたんや。

(春日大社 一の鳥居)






(国道169号線 道路標識)


一の鳥居の前は国道169号線で左手の県庁前から
吉野・熊野を経由し和歌山県新宮市まで続いてまぁ。

一の鳥居を潜ると春日大社の参道が約1.5kmぐらい
両側の広大な森は全て春日大社の敷地なんだって。

奥の方では春日山原始林となる貴重な森になってまぁ。

(節分の万燈籠 が残ってまぁ)






(節分 万燈籠の 飾り門)




奥へ歩くうちに、やっぱり観光客が増えてきましたで。

中国語や英語が飛び交って外人さんが多いようでっせ。

関西は2016年だけで観光客が1000万人を超えて
今年も大阪・京都・奈良では減る気配もないそうですわ。

(春日大社 参道の灯篭)


(春日大社 神鹿の群れ)




奈良市では「鹿」は昔から春日大社の「神鹿」と呼ばれ
国の天然記念物になっているんだって。

奈良公園や東大寺や春日大社の境内では「鹿」が優先で
車は青信号でも停車しないといけませんのや。

のんびりと道路を横切る姿を見てると微笑ましいでっせ。

総数で「鹿」が何頭いるのか詳しいことは不明かも?

(春日大社 二の鳥居)


(奉納された 日本酒のこもかぶり)


(春日大社 伏鹿の手水場)


手水場も春日大社では「鹿」さんがお迎えでっせ。

二の鳥居から奥が正式には表参道と呼ぶそうですわ。

(春日大社 南門)


この南門を潜ると参拝所が目の前に現れますんや。

本殿には四神がお祀りされているそうですわ。

(春日大社の 四神の説明書き)


12月に大阪の枚岡神社で紹介しましたが鹿島の神
香取の神に、枚岡神社から天児子屋根の命(男神)と
そのお后である比売神(ひめがみ)を合わせて
「春日四所明神」として四神さまが祀られてますんや。

元々は平城京を鎮護する「藤原氏」の氏神様だったのが
国家や国民を守る平和の神さまになられたようでんな。

(春日大社の 参拝所)




普段はここで参拝して引き返すんでっけど、久しぶりに
新しい丹塗も鮮やかな本殿へお詣りすることにしまひょ。

(本殿 特別参拝 入口)




ここで500円を支払って入場しないと、春日大社の
本殿が正面から写せない構造になってますんや。

参拝所からでは少しだけ本殿が覗いているだけですわ。

春日大社さん良いアイデアを考え出したもんでんな。

(参拝記念の栞)


20年に一度の式年造替(しきねんぞうたい)に際して
舞われる舞楽で「太平楽」と呼ばれるんだって。

昨年が平安時代から続く第60次・式年造替だったとか。

本殿は国宝に指定されている貴重な建物でっせ。

各地に見られますが「春日造り」と呼ばれるんだって。

(春日大社 本殿を正面から撮影)


(春日大社 本殿前で撮影)


遠方から来られた同じぐらいの年齢の老夫婦さんと交代で
交互にデジカメ撮影をお願いしたのがこの画像でおます。

それでは本殿の各所をデジカメで写すことにしまひょ。

(本殿の説明書き)


(春日大社 本殿で結婚式のお二人)


本殿内部は写真撮影が禁止と大きな文字で書いてまっけど
中国人のようなふりして、失礼をばさせて頂きました。

観光中の中国人がデジカメを盛んに写してましたんや。

普通なら遠慮するところですが、ご免なさいね~

(本殿に奉納された 燈籠)




鉄ちゃん爺やが本殿にお詣りしたのは40年ぶりかも。

昨年の式年造替(しきねんぞうたい)で丹塗りが鮮やかで
国宝なのに新しい建物と間違えそうなイメージ。


(本殿 裏側から撮影)


四つの本殿が一列に並んでいるんでっけど、三つしか
鉄ちゃん爺やのデジカメでは写せまへんでしたわ。

(第5代将軍 徳川綱吉公 奉納の燈籠)


春日大社に約2000基の石灯籠や鐘燈籠がおます。

2月3日の節分と8月14~15日のお盆には
全ての燈籠に浄火を献じて、諸願成就や祖先の冥福など
「万燈籠」の行事が毎年続けられているそうです。

関西では有名な春日大社の神事なんですよ。

(直江兼続 奉納の燈籠)


慶長五年と銘が刻まれてますので西暦1600年でんな。

関ヶ原の戦いの後に、上杉家の安寧を祈願して直江兼続と
記載せずに、単に山城守とのみ書かれいるそうですが
春日大社の奉納記録には直江兼続と記されているとのこと。

(宇喜多秀家公 奉納の燈籠)


鉄ちゃん爺やの実家のご先祖に当たる方との伝説がおます。

半分は作り話だと考えてますが、江戸時代には徳川幕府を
憚って「浮田」と苗字を変更していたと言われてますんや。

幕末に菩提寺が水害で流失してますんで証拠は不明ですけど。

宇喜多秀家の叔父に当たる方が直系のご先祖だったとか?

(桂昌院 奉納の燈籠)




徳川綱吉公のご生母で京都や奈良の寺社に造詣が深く
この燈籠にも、葵の紋と本庄家の丸九ケ紋が燈籠の
頭の部分に描かれているのが写ってまつしゃろ。

(御蓋山 遥拝所)




現在は「三笠山と呼ぶことが多いようですが正式には
御蓋山(みかさやま)と書くのが正しいんだって。

ここから山上にある本宮を遥拝するそうですが、現在も
ここから先は立ち入りが禁止されているそうですわ。

伝説で鹿島の神様が白い鹿に乗ってこの山に下りられた
それが春日大社のルーツとされているようでんな。

(春日の大杉 樹齢約1000年) (高さ約23m)




(春日大社の 巫女さん)


頭の上に「藤の花」の飾りを付けておられるようでっせ。

確かに春には見事な「藤の花」が観られますけどね。

藤原氏の「藤」と兼ね合わせているんでしょうな。

(春日大社の ご朱印)


(春日大社の回廊にて 自分撮り)




(竈殿=へついどの) (国の重要文化財)




(酒殿=さかどの) (国の重要文化財)




この二つは式年造替(ぞうたい)に際しても建て替えは
されなかったので古風な感じが良く出ていますかな。

鉄ちゃん爺やとしては歴史の古い建物はこんな感じで
素朴な感じを残して欲しい気もしますんやけど。

酒殿(さかどの)では現在も春日の四神に捧げる為の
「濁り酒」がここで醸造されているようだっせ。



長くなりますので今日はこれでお仕舞にしまっさ。

次回は奈良公園の「浮見堂」や「飛火野」を紹介しまひょ。

ほんなら、これで、さいなら~🎵

コメント (15)
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