goo

ヌルヌルTBS。。。

すでに気づきのように、小生はテレビっ子である。否、テレビおじんである。

研究活動の中には、重要な論文や報告書の一部をコピーしてフラットファイルに綴じるという作業がある。

こういう作業は、ことのほか疲労するので、テレビをお供にする。ながら作業!

先日、年度末の特番で、ぬるぬる相撲というコーナーをやっていた。MCは、紳助氏。

確か去年もやっていた記憶があるので、人気コーナーなのであろう。

土俵が土と砂の大相撲でさえ、稽古を積んだプロの力士が取り組みの流れの中で、大怪我することがある。

相撲の心得のないお笑いタレントやプロレスラーが、頭からつま先まで体中にヌルヌルの液体をかけられ、オマケにヌルヌルの液体をかけた

土俵で、取り組みを行なうのである。

確か、次長課長の河本氏とプロレスラー?の小川直也氏が決戦した。押し相撲で終わればまだしも、その時には、がっぷり四つに組み、河本が投げつけられるという展開になった。

当然、河本が顔をしかめ、体中傷めて、土俵の外に出た。

翌日の新聞を見ると、この番組のことが書かれ、河本氏が肋骨を1本骨折していることが報じられていた。可愛そうだああ。土俵も体もヌルヌルにしているので、頭や首の打ち所が悪ければ、車椅子生活になることもあろう。死亡事故も起きるであろう。

TBSは、報道番組や討論番組で「人権の大切さ」を訴え続けている。他の局も当然、「人権の大切さ」を切実に訴え続けている。

テレビに出演する人間には、人権がないのだろうか。我々庶民同様、タレントにも「人権」があり、人権は守られなければならない。

この骨折事故を受けて、番組責任者は、番組のリハーサルを十分しているので問題はないと判断していた。今後は慎重に番組作りをしていきたいと。

ヌルヌル相撲に、どのようなリハーサルをしたというのか?こういう変な発想する人が番組作りをしているのが、日本の現状。ああ、情けないなあ!

視聴者は、楽しいこと、感動すること、ためになること、社会で問題となっていることを求めている。もちろん、スリルも求めるが、それはプロスポーツに対してである。

ヌルヌル相撲のような、大怪我しないかヒヤヒヤするような企画は誰も求めていない。とにかく、タレントの人権を守れないような企画は、即刻やめるべきだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする