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K城中学1年生。

色んな方が研究室をノックしてくださるが、

一昨日の木曜日は、超お若い方がいらっしゃった。

先週1通のメールが届く。

 

何でもスウェーデンの高齢者介護について、インタビューさせてほしいと。

私自身、スウェーデンや韓国で、誰の紹介もなくメールを送り、そしてインタビューをさせていただいている。

そういうフィールドワークを始めて、16年目に入る。

 

夕方までは、中学校の授業がある。

ということで、木曜日の5限眼の授業が17:50に終わるので、18:20に我が社まで来ていただくことにした。

第3研究センターには、入口が二つあって、手前に大学院生用の研究室の入り口があり、奥に、我々専用の入り口がある。

その大事な情報を伝えるのを忘れていた。

相変わらず詰めが甘い。

爪はいつも深爪。

 

中学一年生氏が、大学院生用の玄関前で困っているところを、同僚のF先生が、エスコートしてくださった。

F先生、どうもありがとうございました。

 

自分の研究室には来客用のスペースがないので、会議室を取った。

着席するとすぐにお土産を私に。

地元名産の<麦落雁>

彼の地元は群馬県館林市。

中学まで110分かけて通学しているとのこと。

 

麦落雁でアクセル一杯。

110分インタビュー調査を受けた。

私と異なり彼は偉い。ICレコーダーを持参しているのに、録音しない。

その場で全て記録したいとのこと。

 

福祉論で80分ちょっと講義し、20分の休憩挟んで110分、<個人教授>したので、喉がまたやられてしまった。

会議室が冷えていたせいもある。

昨日からエヘン虫がからみまくり。

来週火曜日の本番まで<声>が持つかどうか。

 

スウェーデンの高齢者ケアについてのお話をということであったが、これを理解する前提に、日本の介護保険制度を知らなければならない。

<措置と保険がどうちがうか>、<介護保険の財政が逼迫していると言われているが、何故そうなるのか>。<2012年度からスタートしている定期巡回・随時対応型訪問看護介護が何故失敗しているのか>など、大学で教えるのと同じレベルの内容を、ゆっくり説明する。

余りに熱心に書き留め、私を見ながら熱心に説明を聞いてくれる。

 

途中で喉が痛くなったので、研究室で飴を3ナメ。

デジカメをカバンから出す。

 

話しているうちに、私の中学時代そっくりだなあと思い、写真を3枚撮らせてもらう。

<ザ・真面目君>

 

20日までに、2800字以上手書きして、<社会Ⅰ>の授業で提出するそうな。

コピーを大学まで送ってもらう約束をする。

 

最後に、私の本を出して、<さ、サインしてください>と。

泣かせるねえ。

 

ペンも用意する思いやり。

泣かせるねえ。

 

年賀状を毎年出しあおうと約束して、

キャンパス内でお別れ。

 

お父様が、大学近く?国分寺駅近く?まで車で迎えに来ていらっしゃるとのことで、握手をしてお別れ。

両手で握手。

泣かせるねえ。

 

孫にしてはちょっと大きいが、45歳以上もお若い知り合いができて、嬉しいことこの上ない。

 

無事自宅に着いたことを知らせるメールが届く。

K城中学は、かなり偏差値が高い。

K城高校は、毎年東大に40人、京大に15人入学するような難関校である。

 

勉強が良くできるだけではなく、人間としての偏差値も相当高いK君。

これからどんな大人になっていくか、成長が楽しみである。

お酒が飲めるようになったら、<麦落雁>のお礼に、ご馳走してあげたいと思う。


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            昨日のアルコール

        350cc の缶ビール

     今朝の血圧・脈拍

        右・・・

        左・・・

     睡眠時間

        5時間   

 

 

 

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