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大学教授キョトンCブログ!!
ブラック・インターンシップ。。。
ブラックマヨネーズの話ではない。
ブラック・インターンシップ。
大学3年生ともなると、就職のことが気になり始める。
1年、2年でフル単ゲットできれば、合計96単位
(大学によって、マックス88単位のところもある)。
3年前期で28単位ゲットできれば(大学によっては、
半期24単位のキャップ制を設定しているところも)
124単位。
文科系の学部であれば、卒業用件単位は124単位あるいは
128単位のところが多い。
ということで、しっかりした学生なら、3年前期で、
ほぼほぼ卒業要件を満たしてしまう。
本来なら、4年生になっても大学で学んでほしいので
(授業料は、2年生時と同額払っているのであるから、親や教師はそう思う)、
1年時、2年時の最大取得単位を40単位にすべきだ。
ということで、3年生のしっかりした学生なら、夏休みに、
インターンシップを受けてみようと思うわけでR.
就活の一環としても意味があることだ。
<問題は、受け入れ企業が設定するインターンシップの期間である>
一つの企業で働く人の仕事の中身を理解しようと思えば、
<最低1週間>のインターンシップ期間が必要だ。
社会福祉系の国会試験の受験資格を得るための現場実習は、2週間。
つまり社会福祉系のインターンシップは、2週間が原則でR.
受け入れ機関によっては、特定の曜日だけ長期にわたって実習する
ケースもあるが、それでも延べ日数が10日間。
インターンシップ期間が、1日とか2日とか3日とかは、あり得ない。
そもそも、そのような短期間で、<仕事の中身が分かると思う方がおかしい>
1週間でもパーフェクトではないが、現実問題、1週間が一般的。
1日から3日程度のインターンシップは、ブラック・インターンシップ(
略して、ブラマヨではなく、ブラ・イン)!
つまり、受け入れ企業は、<タダでバイトを雇える>という感覚なのでR.
そんな企業に引っかかってはいけない。
2か月前の教授会で、ブラ・インに騙されないように、ゼミ生に注意喚起を!
の話があった。
インターンシップ参加学生も、その企業側の狙いが分かった上で参加するのなら、
つまり社会学的興味から、
ブラック・インターンシップの内実を体験する ということであれば、良いであろう。
そんな動機がないのならば、
<ホワイト・インターンシップ>だけ参加した方が絶対に良い!!
7月15日(金)のつぶやき
<3つの・・・よし>の東京 by 鳥越さん goo.gl/SKOS5Y
— 西彰 (@kyotonC) 2016年7月15日 - 10:25
「<3つの・・・よし>の東京 by 鳥越さん」 goo.gl/SKOS5Y
— 西彰 (@kyotonC) 2016年7月15日 - 10:36